ワームに依存しないアプローチが有効なケースも!
野池では、ワームの出番が多くなります。
特にオカッパリスタイルでは、ルアーのロストが嫌なので、この傾向が強いでしょう。
でもワーム一辺倒だと、釣れるはずだったバスをみすみす逃していることになるかもしれません。
前述のトップウォータールアーを、ワームリグでおこなってもかまいませんが、1本だけのワーム用フックにブルーギルが引っ掛かってくれる確率は極めて低く、複合波動に切り換わっていく可能性も微々たるものです。
勇気を持ってトレブルフックの付いたトップウォータールアーをラインに結び、まずは引っ掛かりにくい水生植物のそばで静止するところから始めてみましょう。
蓮の葉の上は、意外と引っ掛かりにくいですから、このアプローチは習得しやすいです。
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野池で使ってみたいおすすめタックルを選んでみた!
それでは野池で使ってみたくなる、おすすめのタックルをご紹介しましょう。
バイトの瞬間、カバーに潜り込まれる可能性があるので、バットパワーのあるベイトロッドがマッチします。
カバーにラインが擦れることを考えると、太いラインを巻けるベイトリールを選びたいものです。
シマノ(SHIMANO) ルアー竿 22 スコーピオン 1651R-2 バス
2022年にシマノからリリースされた、スコーピオンシリーズのベイトロッドです。
全長は1.98mと、ロングキャストにも正確なアプローチにも向いている長さに設計されています。
継数は2本で、仕舞寸法は130cm。
これなら公共交通機関に乗って釣り場へ向かう際にも、邪魔にならずに済みそうです。
自重は120gと軽めで、先径は1.8mm。
適合するルアーウェイトは、5gから20gまで。
適合するラインは、モノフィラメントラインなら8llbから16lbまでとなっています。
グリップの長さは243mmで、ブランクスのカーボン素材含有率は98%です。
実際に手に取ってみると、とても軽くて適度な張りがあり、曲がり込みもスムーズな印象です。
軽めのルアーを気持ちよく飛ばせますし、ガイド径がやや大き目なので、太いラインを使いやすいでしょう。
実売価格は2万円台と、とてもコスパ優秀な価格帯に収まっています。
剛性・耐久性も高いロッドなので、バス釣りのオカッパリシーンで長く使い続けるのに、おすすめの1本といえそうです。
シマノ(SHIMANO) ベイトリール 両軸 20 SLX DC 71HG LEFT ミノー バイブレーション バズベイト ビッグベイト
人気のDCブレーキ付きベイトリールなので、バックラッシュトラブルを未然に防いでくれるでしょう。
ギア比は7.2対1ですから、ハンドル1回転につき77cmのラインを巻き取ることができるようになっています。
最大ドラグ力は5.5kgで、自重は210gと軽めの設計です。
スプール寸法は、直径が34mmで幅が22mm。
ラインキャパは、モノフィラメントラインなら16lbを80m巻けます。
ハンドルの長さは42mmで、ボールベアリングは6個搭載しています。
実際にフィールドで使ってみると、ハンドルの巻き心地は軽快そのもの。
特にハイギアだからといって、重くなるようなことはなく、クラッチの切れもスムーズです。
キャストフィールは安定していて、DCブレーキによる恩恵をしっかり感じ取れる仕上がりになっています。
実売価格は1万円台と、とても安い価格帯に収まっています。
ロッドに装着したときの姿勢がとても低いので、ロープロファイルデザインを上手く活かしたベイトリールといえるでしょう。
レベルワインドの開放部にゴミなどが入り込むと、リトリーブに違和感が発生する恐れがありますから、常に清掃するように心がけてください。