路駐OKの場所でも駐車時間制限オーバーは重罪になる

路駐の場合は、法律によって駐車時間の上限が設けられています。昼間は連続12時間、夜間は連続8時間がその上限となります。(夜間の定義は日没から翌朝日の出まで)

この連続路駐時間を超えて取締を受けた場合は、反則キップ、反則金の支払いでは済まされません。これは道路交通法違反ではなく、「自動車の保管場所の確保等に関する法律」の違反となり、裁判を受け、「3月以下の懲役または20万円以下の罰金」となり前科がつきます。

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2種類ある駐車禁止違反とその罰則

駐車禁止関係の違反行為は下記の2種類あります。

駐停車違反 駐車禁止の場所で駐車、駐停車禁止場所での駐車、停車
放置駐車違反 上記に加え、5分を超えて駐車し、すぐに車の移動ができない場合

実際のところは、警察や監視員の見回りで取り締まる場合は「放置駐車違反」となり、大抵はこの違反によって捕まっています。「駐停車違反」は警察官の目の前で駐車または停車してしまい、即取り締まりを受けた場合などが該当します。

違反点数と反則金額

違反名称 違反点数 反則金/普通車 反則金/原付
駐停車違反 駐停車禁止場所等 2点 12,000円 7,000円
駐車禁止場所等 1点 10,000円 6,000円
放置駐車違反 駐停車禁止場所等 3点 18,000円 10,000円
駐車禁止場所等 2点 15,000円 9,000円

2つの違反それぞれに、違反した場所が駐車禁止なのか、駐停車禁止なのかにより点数、反則金額が異なります。

原付も違反の対象となります。