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「同じスポーツ選手として刺激」 渋野日向子はメッツ観戦でリフレッシュ

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「同じスポーツ選手として刺激」 渋野日向子はメッツ観戦でリフレッシュ(C)ゴルフ情報ALBA.NET

<コグニザント・ファウンダーズカップ 事前情報◇8日◇アッパー・モントクレアCC(ニュージャージー州)◇6536ヤード・パー72>

ロサンゼルスで4日間を戦い抜いた渋野日向子は、オープンウィークの1週間を米国で過ごした。「練習して、ちょっと早めにこっち(ニュージャージー州)に来て、野球を観に行きました」。今永昇太投手を擁するカブス対メッツ戦。今永投手は先発で7回3安打無失点。無傷の5勝目を飾った。


今季初めてのメジャーリーグ観戦。「(生観戦は)面白いけれどテレビでも見ています」とドジャースの山本由伸投手ら日本勢が活躍する試合をチェックしている。「時差もちょこちょこありますけど、ご飯を食べるとき、お風呂入って寝るまでの間に結構見ています」とリフレッシュにもつながっている。そして「同じスポーツ選手として刺激になります」と感じるものがある。渋野も自身のフィールドで“刺激を与えるような”好成績を残したい。

今季は序盤から不振が続いていたなか、メジャー今季初戦「シェブロン選手権」と「JMイーグル・LA選手権」の2試合連続で予選通過を決めた。「(調子は)そんなに悪くないとは思っていますけど、試合をやってみてかな」というのがいまの状態。「しっかり予選通過はクリアしたいし、なるべく上にいけるように準備はしていきたい」というのが今大会で目指すことだ。

米国女子ツアー3年目ながら、今大会に出場するのは初めて。月曜日にコースに入り、笹生優花とのの練習ラウンドなどでコースを確認した。「コースは狭いなと。グリーンも大きいところが多いので、タテ距離とか難しいけど、めっちゃ転がる感じではないと思う」。ホールサイド、そしてグリーン周りのラフを警戒しながら、アンジュレーションに富んだグリーンにしっかり乗せていくことが大事になりそうだ。

前戦ではポアナ芝のグリーンに苦戦したが、今大会はポアナ芝とベント芝が入り混じっている。「傾斜もあるので上り下りのタッチが難しそうだなと思うし最後の切れもありそう。タッチを合わせながら、ついたところはしっかり打ち切りたい」と攻略をイメージしていく。

リシャッフルまで残り2試合。ポイントランキングは現在132位につけ、出場優先順位が上がるボーダーラインの80位とは約85ポイント差がある。それを突破ならずとも中盤戦の出場は可能だが、最終的なシード獲得、出場枠が絞られる秋のアジアシリーズ参戦に向けては徐々に調子をあげていきたいところ。刺激を力に変えながら、まずは3試合連続の週末行き、そして上位フィニッシュを目指す。(文・笠井あかり)


 
   

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