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第3局は“空の玄関口”羽田空港が舞台!藤井聡太名人が3連勝で防衛王手か、豊島将之九段の反撃か 対局開始/将棋・名人戦七番勝負

ABEMA TIMES

 将棋の藤井聡太名人(竜王、王位、叡王、王座、棋王、王将、棋聖、21)に豊島将之九段(34)が挑戦する第82期名人戦七番勝負第3局が5月8日、東京都大田区の「羽田空港第1ターミナル」で始まった。シリーズ成績は藤井名人の2連勝中。本局を制し初防衛に“王手”をかけるのか、豊島九段が反撃を開始するのか。本局の先手番は藤井名人。

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 連覇を目指す藤井名人と、5期ぶりの復位を狙う豊島九段による注目のシリーズ。第3局は、“空の玄関口”・羽田空港第1ターミナルを舞台に争われる。この場所は、昨年8月に藤井名人が就位式を行たことでも知られているが、タイトル戦の開催は初。午前8時45分頃に対局場に入室した豊島九段は薄水色の着物、後から姿を見せた藤井名人は爽やかな青色の羽織と、それぞれ空を連想させる和装を選んでいた。

 シリーズは、藤井名人の2連勝中。開幕戦は後手番の豊島九段が横歩取り模様の力戦へと誘導し、ペースを掌握した。そのままリードを拡大し一時は藤井名人を追い詰めたものの、最終盤で豊島九段が選択した一手により逆転。巡ってきた好機をしっかり活かし、藤井名人が勝ち星を手にした。

 第2局は、豊島九段の先手で相掛かりの出だしに。さらに工夫を見せてひねり飛車へと展開した。難解な駆け引きから挑戦者が猛攻。寄せ切るかとみられた最終盤で一転して受けに回る選択。いずれも一歩も譲らぬ接戦となったが、圧倒的な終盤力を誇る藤井名人が鮮やかに流れを引き寄せ、激しいねじり合いを制して2勝目をもぎ取った。

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 初防衛への歩みを順調に進めている藤井名人だが、同時並行して行われている叡王戦五番勝負では、同学年の挑戦者・伊藤匠七段(21)に連敗。1勝2敗と苦しい星取りとなっている。異なるタイプの挑戦者と同時並行で戦う藤井名人だが、それぞれどのような結末を迎えるのか。いずれも見逃せない戦いとなりそうだ。

 本局の持ち時間は、各9時間の2日制。
(ABEMA/将棋チャンネルより)

 
   

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