top_line

「エンタメウィーク」サービス終了のお知らせ

阪神が悔しい零封負け…際どい判定で見逃し三振の佐藤輝明に館山氏「ちょっと手を出してほしかった」

ベースボールキング

阪神が悔しい零封負け…際どい判定で見逃し三振の佐藤輝明に館山氏「ちょっと手を出してほしかった」(C)ベースボールキング

◆ 「とんでもないボール球でもありませんし…」

 阪神が広島に0-2の完封負け。この日勝った2位巨人との差は1.5まで縮められてしまった。

 阪神・村上頌樹が味方のミス絡みで失点するも2点で収めたが、打線が広島・床田寛樹をなかなか捕まえられぬ展開となった一戦は、終盤の攻防が勝利を分けるポイントとなった。

 2点を追う阪神は7回、一死一・二塁のチャンスをモノにできなかったが、8回にも再び一死満塁の絶好機を迎える。広島は床田を諦め島内颯太郎にスイッチし、打席には佐藤輝明が入ると、オールストレートでフルカウントと手に汗握るシチュエーションとなり、最後はアウトコースギリギリの154キロストレートに主審の手が上がり、佐藤は思わず天を仰いだ。

 ゲームのターニングポイントとなった判定に対し、 7日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に解説者として出演した館山昌平氏は「(島内は)一塁側から投げてるんですよね。 なので、ちょっとシュートしてかすめたんじゃないかって、審判思ってしまうと思うんですよね」とプレートを踏む位置の関係もあったのではと推測。続けて「ただ、とんでもないボール球でもありませんし…ちょっと手を出してほしかったなっていうところはありますけどね。ワンアウト満塁でしたからね」と場面と際どさを考えれば、ファールで逃れるなどの手立ても必要だったのではと分析した。

 またMCを務めた高木豊氏は「今日見られていたアナウンサーの方が、今日は際どいところは全部ストライクと取られてるんですよと言ってましたよ。だから今日はどういう審判のジャッジが下されてるかっていうのも やっぱ頭の中に入れて打席に立てていたら」と深堀りすると、館山氏も「その日の傾向ってありますよね。審判の方も人間なので」と同意。さらに「村上投手と床田投手が両サイドを大きく使ってたっていうのもあるかもしれませんよね」と様々な要素を加味すべき場面だったと指摘した。

 ひとつのジャッジで勝敗が決まるプロ野球。重要な場面ではその前の伏線まで考える必要があるようだ。


☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』

 
   

ランキング(スポーツ)

ジャンル