top_line

「エンタメウィーク」サービス終了のお知らせ

丸山礼の人生が“くるり”と変わった瞬間は? 「やりたかったことが叶えられている」

Real Sound

『くるり~誰が私と恋をした?~』©TBS

 記憶をなくした主人公・まこと(生見愛瑠)と彼女に何やら縁のある3人の男性・公太郎(瀬戸康史)、朝日(神尾楓珠)、律(宮世琉弥)による四角関係が白熱中のTBS火曜ドラマ『くるり~誰が私と恋をした?~』。男性陣に“裏と表”の顔がありそうな中、常に場を明るく照らしているキャラクターが丸山礼が演じる平野香絵だ。まことのマンションの向かいの部屋に住むカフェ店員の香絵は、まことにとって“初めての友達”となり、まことを、そして視聴者を和ませてくれている。神尾楓珠へのインタビューでは「現場を盛り上げてくれているのは丸山さん」という発言もあったが、果たして本人はどんな思いで撮影現場に臨んでいたのか。(編集部)

参考:『9ボーダー』『くる恋』『約束』『アンメット』 “記憶喪失”ドラマがなぜ求められるのか

●「自分自身を“くるり”しながら演じています(笑)」

――もともと“胸キュン作品”にはどんなイメージがありましたか?

丸山礼(以下、丸山):私はキュンキュンしすぎると、やり場がなくなってテレビを抱きしめちゃうくらいなんです(笑)。今回は自分が出ているのでわりと冷静な目で見られていますけど、そうじゃなければ大変なことになっていたと思います。

広告の後にも続きます

――神尾楓珠さんは「丸山さんのミニコントが面白い」とおっしゃっていましたが、とても楽しそうな現場ですよね。

丸山:瀬戸(康史)さんは、私に「何か面白いことないの?」と目で訴えてくることが多いです。公太郎さんはよく神妙な面持ちをしているので、その雰囲気のまま、すごく妖艶な顔のまま、(低音ボイスで)「礼ちゃん……」って喋りかけてきたりするんですよ。神尾さんは(ミニコントを)振ると、いつも困っていて申し訳なくなりますね(笑)。こないだ初めて宮世(琉弥)さんとも一緒になりましたけど、私とめるる(生見愛瑠)のハイテンションぶりにちょっと困惑していました。

――ミニコントは、丸山さん発信で?

丸山:本当に瀬戸さんが求めてくるんです(笑)。私はYouTubeで韓国の“ミリンオンマ”というキャラクターをやっていて、そのときはエプロンをしたことで(“ミリンオンマ”が)乗り移っちゃったんですよね。ラテアートができるのを待っている時間が何回かあったので、そこで披露させていただいたら止まらなくなっちゃって、神尾さんにハマったっていう(笑)。あとは平成に流行った名言を言い合って、「それ知らない」「これ知ってる」とか話したり、“クラスの前と後ろの席の人たち”みたいな感じで盛り上がっています。

――丸山さんの中には、「常に楽しい現場にしたい」という思いもありますか?

丸山:やっぱりコミカルさを求められているのかなと思いますし、カメラさんからも「丸山さん、なんか面白い話ないですか?」と聞かれることがあるので、絞り出して話しています(笑)。ウケたかなってヒヤヒヤしつつ、ウケなかったら「あちゃー!」って、めるると笑い合っていますね。

  • 1
  • 2
 
   

ランキング(テレビ)

ジャンル