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「本当に頼もしい」初のトップ10入りの蝉川泰果を尾崎直道が称賛

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「本当に頼もしい」初のトップ10入りの蝉川泰果を尾崎直道が称賛(C)ゴルフ情報ALBA.NET

<ザ・CJカップ・バイロン・ネルソン 最終日◇5日◇TPCクレイグランチ(米テキサス州)◇7414ヤード・パー71>

米国男子ツアーのテキサス戦は、32歳のテイラー・ペンリス(カナダ)が悲願のツアー初優勝を果たした。中継したBSJapanext(BS263ch)の解説・尾崎直道が大会を振り返る。




最終日は、ペンリスとこちらもツアー未勝利だったベン・コールズ(米国)の一騎打ちに。上がりの3ホールでドラマが待っていた。1打ビハインドだったコールズは、16番、17番で連続バーディ。ペンドリスを追い抜き単独首位に立った。

しかし、迎えた最終18番パー5。コールズは果敢に2オンを狙うも、失敗してグリーン手前のバンカー際のラフへ。続く3打目は大ダフリして目の前のラフに。スタンスはバンカーの中にしか取れず、不安定な足場からの4打目はピン1.2メートルに上手く寄せたものの、パーパットを沈められず、痛恨のボギーを叩いてしまった。

一方、ペンリスは2オンに成功しバーディを奪取。勝負の軍配はペンリスに上がった。「(コールズは)頭が真っ白になった感じだったよね。最後の最後に優勝を意識したら、ああいうミスが起きるのか。やっぱり優勝することの難しさを感じたね」と尾崎は運命を分けた最終ホールを振り返った。

そして、今大会には日本勢からは久常涼とスポンサー推薦で蝉川泰果が出場。特に今年米ツアーに5試合目のスポット参戦となった蝉川は、初日に「64」をマークすると、最終日も「64」。トータル18アンダー・9位タイに入り、米ツアーでは初のトップ10入りを決めた。次週の裏大会「マートルビーチ・クラシック」(米サウスカロライナ州、デューンズゴルフ&ビーチクラブ)の出場権を獲得した。

「初トップ10入り、本当に頼もしいね。今後、優勝もあり得るよね。PGAツアーの出場権を勝ち取ったらかっこいいなと思う。期待している」と尾崎は23歳の若武者にエールを送った。

BSJapanextでは今夜10時から「PGAハイライト」を放送(公式アプリでも同時配信)。決勝ラウンド2日間にわたって放送した中継映像、今大会のハイライト映像を1時間に凝縮して振り返る。


 
   

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