ダラス・マーベリックスとの「NBAプレーオフ2024」1回戦に敗れ、今シーズンを締めくくったロサンゼルス・クリッパーズ。ポール・ジョージ、ジェームズ・ハーデンら主力陣が気を吐くも、エースのカワイ・レナードがケガで6戦中2試合の出場にとどまり、2シーズン連続のファーストラウンド敗退となった。
来シーズンのチーム構成を考えるうえで、注目されるポイントがシックスマンとしてチームを支えたラッセル・ウェストブルックの去就。先日、現地メディア『NBC Sports』はウェストブルックが新たなチームでより多くのプレータイム、そして契約金を望んでいる可能性があると報じた。
その一方で、ウェストブルックはクリッパーズでのリベンジを望んでいるのかもしれない。マブスとのシリーズを終えたあと、自身のInstagramアカウントでストーリーを更新したガードは「より良く、より強くなって戻ってきたい」と想いをつづった。
「多くの人にとって、ある種の期待が寄せられていたのだから難しい時期だろう。だから、残念なシーズンの終わり方とカテゴライズするようなストーリーを作ったり、非難することは理解できる」
「僕自身はこの1年を楽しみ、与えらえたチャンスでチームにエネルギーを与え、火花を散らすため懸命に働いた。チームをより良くするためなら、新しい役割を引き受けて、犠牲を払うこともいとわない」
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「異なる結果であればよかったが、シーズンを通して僕を支えてくれたチームメートと共闘することを楽しんだ。来シーズンも勝利を目指して最高のポジションにつけるよう、どんな役割でも引き受けさせてほしい」
ウェストブルックは来シーズン、400万ドル（約6億1500万円）のプレーヤーオプションを保有しており、残留するかは彼次第。ジョージも同様にプレーヤーオプションを持ち、ハーデンは無制限フリーエージェントとなるため、クリッパーズにとって今オフは正念場となりそうだ。
【動画】色褪せない活躍を見せるウェストブルック！