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最初の壁を乗り越えたキャブス…ミッチェルは闘志を燃やす「1回戦で負けるのはうんざり」

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最初の壁を乗り越えたキャブス…ミッチェルは闘志を燃やす「1回戦で負けるのはうんざり」(C)バスケットボールキング

 5月6日(現地時間5日)、「NBAプレーオフ2024」1回戦でクリーブランド・キャバリアーズとオーランド・マジックが対戦。キャブスのドノバン・ミッチェルがゲームハイ39得点を挙げる活躍を披露し、第7戦までもつれる大接戦のシリーズを制した。

 第2クォーターには試合最大の18点差をつけられるなど、ホームで劣勢に立たされたキャブス。それでも3ポイントシュートを起点にじわじわと点差を縮めると、第3クォーター残り4分にミッチェルのフローターで同点に。ペースをつかんだキャブスはその後もリードを伸ばしていき、106-94で見事な逆転勝利を飾った。

 キャブスにとってカンファレンス・セミファイナルに進むのは2018年以来のことであり、チームに初優勝をもたらしたレブロン・ジェームズ抜きでの2回戦進出は実に30年ぶり。ミッチェルも直近の2シーズンは1回戦敗退が続いていたため、「ファーストラウンドで負けるのはもううんざりだ」と試合後に気持ちを吐露した。現地メディア『ESPN』が伝えている。

 ヒザに痛みを抱えながらもチームをけん引し続けているミッチェル。「働きすぎとか、頑張りすぎているとか、それは僕にとってアタックモードでいるというだけさ。今は戦うこともできるし、3~4カ月リハビリすることだってできる。それが僕の精神状態だ」と語りつつも、彼はシリーズの最後までコートに立つことを選んだ。

 同僚のダリアス・ガーランドは「彼(ミッチェル)は競争者であり勝者。この壁を乗り越えることを望んでいる」と語り、JB・ビッカースタッフHC(ヘッドコーチ)も「技術だけでなくメンタル面でもみんなを引っ張っていける存在」とリーダーシップを賞賛した。

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 次のシリーズ、キャブスはイースタン・カンファレンスの首位を独走したボストン・セルティックスを相手取る。1回戦以上の困難が予測されるが、ミッチェルは「ファーストラウンドを勝ち抜くためにこのチームを作ったわけじゃない」と闘志を燃やしている。

「僕たちは1つの目標を達成したのだから、次もやり直さないと。それがマインドセットだ。チームが僕をトレードで獲得したのは、単に最初のシリーズに勝つためじゃなく、その後も前進し続けるため。それは僕たち全員の頭の中にあると思う」

 昨シーズンにキャブスへ加入し、チームをプレーオフ進出に導いてきたミッチェル。8日にはセルティックスとの第1戦が開催されるが、優勝筆頭候補とのシリーズではそのようなインパクトを残してくれるだろうか。

【動画】第6戦、第7戦で計89得点を挙げたミッチェル!
 
   

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