アメリカの4月の雇用統計が市場予想を下回ったことを受け、円相場はドル安円高が進み、一時151円台となりました。
【映像】鈴木財務大臣「コメントは致しません」
日本時間の3日夜に発表されたアメリカの雇用統計は、4月の農業部門以外の就業者数の増加が市場予想を下回る17万5千人でした。また失業率は0.1ポイント悪化の3.9％でした。
アメリカ経済の減速感を受けて外国為替市場では、ドルを売って円を買う動きが進みました。それまで1ドル＝153円台だった円相場は、発表直後に一時151円台まで円高が進みました。
円相場をめぐっては、2日早朝にも政府・日銀による3兆円規模の為替介入があった可能性が指摘されていますが、国際会議出席のため、ジョージアに滞在中の鈴木財務大臣は為替介入の有無に関して「コメントは致しません」と述べました。（ANNニュース）
