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【スターダム】初挑戦・上谷がハイスピード一発奪取 「固定概念全部ぶっ壊す」

プロレス/格闘技DX

【スターダム】初挑戦・上谷がハイスピード一発奪取 「固定概念全部ぶっ壊す」(C)プロレス/格闘技DX

『ALL STAR GRAND QUEENDOM 2024』神奈川・横浜BUNTAI(2024年4月27日)
ハイスピード選手権試合4WAYバトル ○上谷沙弥vs飯田沙耶vs鹿島沙希vsフキゲンです★×

 ハイスピード王座初挑戦を果たした上谷が一発でタイトル奪取。「デカくて動ける新しいハイスピード像を作っていきますよ。今までの固定概念全部ぶっ壊していくんで」と宣言した。

 鹿島は4・4フィラデルフィア大会で星来芽依を破り、半年ぶりにハイスピード王座に返り咲いた。そんな鹿島から4・20神戸大会でピンフォール勝ちを奪った上谷が「新しい挑戦がしたい」とハイスピード王座初挑戦をアピール。さらに、4・21大阪大会では飯田も鹿島から直接勝利を挙げて挑戦表明をブチ上げると、くせ者・フキゲンまで名乗りを挙げ、異色のメンバーが揃った4WAYタイトル戦が実現した。

 ハイスピード戦線初参入となった上谷だったが、新しい赤いコスチュームで登場すると、その戦いに順応。序盤から飯田とスピーディな先制争いを繰り広げ、場内を沸かせた。この2人中心に試合は続き、フキゲンはスキを突いて介入したものの、王者・鹿島は息を潜めて漁夫の利を得る。

 フキゲンに翻ろうされながらも、上谷と飯田は激しく競り合い、丸め込み合戦を繰り広げるが、ここで鹿島が横やり。上谷、フキゲンを起死回生で連続して丸め込むと、「お前もじゃ」と飯田にも仕掛けていく。

 飯田がラリアットで振り払うと、試合はさらに混戦に。ここで上谷が仕掛ける。飯田が場外に転落した直後、フキゲンが突進してきたところでフランケンシュタイナーをズバリ。一気に押さえ込んで3カウントをもぎ取った。

 上谷が初挑戦でハイスピード王座奪取。喜びをあらわにする。納得いかない表情を見せた鹿島は、上谷の腰に自らベルトを巻こうとしたうえでベルト強奪を図るも失敗。上谷に奪い返された。

 バックステージでは「デカくて動ける新しいハイスピード像を作っていきますよ。今までの固定概念全部ぶっ壊していくんで、これからのハイスピードチャンピオン・上谷沙弥をお楽しみに」と力強く宣言した上谷。過去にワンダー王座を最多となる15回防衛するなど白いベルトで実績を残しているが、新たに掴んだベルトでどんな新風景を見せてくれるのだろうか。


【試合後の上谷】「獲りました、ハイスピードのベルト。そして見てください、赤いコスチューム。いろいろな意味を込めてこのコスチュームを作りました。そして皆さん、見ましたか? 新しいハイスピード。でかくて動ける新しいハイスピード像を作っていきますよ。今までの固定概念、全部ぶっ壊していくんで、これからハイスピードチャンピオン上谷沙弥をお楽しみに」


【試合後の鹿島、朱里】

▼鹿島「(朱里に担がれて現れると)返して。痛い痛い痛い! 待って。違う違う。なんで持って帰るんですか?」

▼朱里「しょうがない」

▼鹿島「盗まれたんですよ、ベルト。いいんすか?」

▼朱里「よくないけど」

▼鹿島「God’s Eyeからベルト一つ盗まれて流出しちゃったんですよ。いいんですか?」

▼朱里「よくないけど」

▼鹿島「何やってんすか? なんでそんな引きはがしちゃうんですか? 無理やり。あれで取り返せたかもしれないのに。だって負けてないし沙希」

▼朱里「まあまあまあ」

▼鹿島「負けてないし。流出しちゃったじゃないですか、もう! 朱里さん、亜美ちゃんも! ちょっと集合!」

【飯田の話】「おい、ハイスピード死ぬぞ。息が…。私は1対1で戦いたかったんだけどさ、上谷に不覚にも取られてしまって悔しいね。このままじゃ終われないから、私は希望通り1対1で上谷に挑戦してやるよ。もっと鍛錬してくるから待ってろ。ああ、息が…」

 
   

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