『HOPEFUL GATE 2024』東京・後楽園ホール(2024年5月9日)
○豹&ルイス・マンテvs菊田円&田中良弥×
剃髪した豹が田中を下して再起。改名したJACKY KAMEIを加えた新生BIG HUGが最高のスタートを切った。
5・5名古屋大会で行われた金網5WAY戦で豹は敗戦。屈辱の剃髪に処された。それでも長期間勧誘してきたKAMEIが献身的な豹の態度に心を打たれ、NATURAL VIBESからBIG HUGに電撃移籍。ドリームゲート王者のマンテもギアニー・ヴァレッタ相手にベルトを死守し、BIG HUGは新局面を迎えることになった。
そんな状況で行われた後楽園大会のオープニングに新生BIG HUGが登場。豹は「パワーアップしたBIG HUGが後楽園に帰ってきました。夏に向けて、大胆なイメチェンをしました」とアピールし、剃髪された頭を見せて、「似合ってますか?」と呼びかけると、客席からは大きな歓声が巻き起こった。
ユニットに新たに加わったKAMEIは「これから心機一転、BIG HUGとしてこのリング上で輝いていきたいと思うので、応援お願いします」と所信表明。「JACKY“FUNKY”KAMEIのままだとバイブスのイメージもあるんで、リングネームを新しくしようと思うんですけど、いかがでしょうか?」と自ら提案し、「JACKY KAMEI」に改名することも決まった。
「第1試合からBIG HUGが皆さんに愛をお届けします」とアピールして、D’Courageの菊田&田中とのタッグマッチに臨んだ豹は、序盤から菊田とスピーディな先制争いを展開。坊主になった頭を自ら撫で回し、“女豹ちゃん”からの歓声を呼び込む。マンテも前王者の菊田相手に安定感溢れるファイトを披露。BIG HUGの連係攻撃もズバリと決まり、終始試合を優勢に進めた。
マンテは菊田のヒップアタックに被弾してもすぐさまドロップキックでお返し。田中がミサイルキックで斬り込んでも、豹が冷静に対応する。田中はコルバタをフェイントにした首固めでスキを突くが、肩を上げた豹はスタナーからサムソンドライバーで突き刺して、一気に試合を制した。
5・6津島大会から3人体制のBIG HUGは始動したが、2戦目となる後楽園大会でも快勝。豹は金網マッチに敗れたものの、剃髪さえもポジティブに捉え、新たなスタートを切った。
【DRAGONGATE】剃髪・豹が田中撃破で再起 聖地で新生BIG HUGが本格始動
2024年5月10日
提供元：
プロレス/格闘技DX 