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【新日本】内藤がジェイク“返り討ち”で決勝打 フィンレー提案でATでの再戦浮上

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【新日本】内藤がジェイク“返り討ち”で決勝打 フィンレー提案でATでの再戦浮上(C)プロレス/格闘技DX

『Road to レスリングどんたく 2024』広島サンプラザホール(2024年4月27日)
イリミネーションマッチ ○内藤哲也&鷹木信悟&辻陽太&高橋ヒロム&BUSHIvsジェイク・リー&デビッド・フィンレー&ゲイブ・キッド&クラーク・コナーズ&ドリラ・モロニー×

 内藤がジェイクをオーバー・ザ・トップロープに葬り、L・I・JがBULLET CLUB『WAR DOGS』とのイリミネーションマッチに勝利。フィンレーの提案を受けてALL TOGETHER5・6日本武道館大会での再戦が浮上した。

 NOAHで『GLG』を率いるジェイクが4・23後楽園大会に乱入して内藤をKO。BULLET CLUB『WAR DOGS』に加勢し、この日の広島大会への緊急参戦が決まった。

 外道に代わって急きょWAR DOGSの助っ人に。ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン(L・I・J)との5対5イリミネーション戦に臨んだ。

 WAR DOGSとは別入場で現れたジェイクは、序盤から内藤に殺到したものの、各種前哨戦も含んだイリミネーション戦は白熱のシーソーゲームに。まずは鷹木とゲイブがラリアットで両者オーバー・ザ・トップロープ(OTTR)で失格となると、今度はBUSHIがモロニーをOTTR、コナーズをBUSHIロールでことごとく失格に追い込む活躍をみせる。

 追い込まれたフィンレーもパワーボムでBUSHIを場外のL・I・J勢めがけて放り投げる荒業で巻き返すや、ジェイクの加勢を得て辻をOTTRに追い込んだ。

 これで2対2。フィンレー&ジェイクvs内藤&ヒロムの様相となったが、燃えたヒロムが躍動。ウラカン・ラナでフィンレーを場外に追いやって先日シングルマッチの“雪辱”を果たした。

 残り一人となったジェイクだったが、すぐさまジャイアントキリングからのFBSでヒロムを失格させて、いよいよ内藤との一騎打ち状態に。勢いそのまま内藤をエプロンサイドに追いやったジェイクはFBSで突っ込んで勝負あり…かと思われた。

 だが、避けた内藤は逆にジェイクをエプロンに引きずり込むと、自身はリングに戻ってロープ越しの水面蹴り。エプロンサイドに腰掛けた状態となったジェイクを、背後から低空ドロップキックで押し出して見事に“決勝打”を放ってみせた。

 大のカープ党で知られる内藤にとって広島は“ホーム”。応援に駆けつけたカープのマスコットキャラクター・スラィリーも大喜びで祝福するなか、マイクを握った内藤は。「ここ広島は俺のホーム。やっぱ俺、マツダスタジアムで試合したいわ」とカープの本拠地・マツダスタジアム進出を熱望して場内も大歓声で後押しした。

 最後は「BUSHI! ヒロム! 鷹木! ティタン! 陽太! スラィリー! イ・内藤…ノスオトロス! ロス! インゴベルナ〜ブレ〜〜〜ス!! デ!! ハ!! ポン!!!!」としっかりスラィリーの名も交えながらの“デ・ハ・ポン締め”で締めくくった。

 ジェイクとは2022年のドラディション12・1代々木大会における6人タッグマッチ(内藤&鷹木&長井満也vs船木誠勝&ザック・セイバーJr.&ジェイク)以来、1年4ヵ月ぶりの再激突となった。「彼の名前はもちろん知ってたし、こうしてリングで闘えることを俺は待ち望んでいたよ。やっと来たか」と歓迎した内藤は「。今日はそんなに長い時間リングで闘うことはなかったけど、ジェイク・リーもよほど俺のことが気になるようだね。じゃあ、またどこかで遊ぼうぜ」と再会を投げかけた。

 対するジェイクは試合後も興奮状態で「内藤! あれで勝ったと思うなよ!? 私からガッツリ(手を3回叩いて)奪ってみろ。私はまた、いつでもどこでもやっていくからな」と再戦に乗り出す構えを見せた。

 するとフィンレーが一計を案じた。「ナイトーが幸運だったんだ。あいつはオーバー・ザ・トップロープでジェイクを落とした。大きな問題は起きていないんだ」と強調すると、「『ALL TOGETHER』がもうすぐあるだろう。『ALL TOGETHER』だ。俺が出る!」と5・6武道館大会出場を宣言。さらに「ジェイク、もう1回ナイトーと闘うんだ! そして俺のマッドマン、ゲイブ・キッド。アイツは誰とでも、どこでも、いつでも闘える。ということで、デビッド・フィンレー、ジェイク・リー、ゲイブ・キッドvsL・I・Jのバカのうち誰か3人。いや、お前たちに選ばせるつもりはない。ナイトー、シンゴ、そしてツジでどうだ? 『ALL TOGETHER』で会おう」と提案した。

 突然実現した内藤とジェイクの刺激的な遭遇。フィンレーの提案を受けてALL TOGETHERの大舞台で続きが実現することになりそうだ。

【内藤の話】「(※一緒についてきたスラィリーを見て)おやおやおや、ヒーローインタビューかな? 今日のヒーロインタビューは内藤哲也選手です。おめでとうございます! ありがとうございます。8回逆転タイムリー、どんな気持ちで打席に立ちましたか? え〜と、やっぱここホーム広島で会場のお客様、そしてスラィリーも一緒にいるんでね、あそこはなんとしてでも逆転打を打ちたいなと思って、打席に立ちました……そんな話はいいんだよ! スラィリー、トランキーロ、トランキーロ。2022年12月以来、1年4ヵ月ぶりぐらいに、ジェイク・リーとリング上で闘ったかな? まあ彼の名前はもちろん知ってたし、こうしてリングで闘えることを俺は待ち望んでいたよ。やっと来たか。今日はそんなに長い時間リングで闘うことはなかったけど、ジェイク・リーもよほど俺のことが気になるようだね。じゃあ、またどこかで遊ぼうぜ。あとリング上で言った通り、俺は本気だから。俺はいつかマツダスタジアムでプロレスがしたい。(※スラィリーの方を見て)なんなら、俺vsスラィリーのシングルマッチやっちゃう? シングルマッチ? (※スラィリーが差し出した手を払って)ノー! マツダスタジアム大会、いつか実現させようぜ。その日が来るまでトランキーロ、あっせんなよ! じゃあ、次はあさって鹿児島アリーナでまたお会いしましょう。アディオス! (※スラィリーの方を見て拳を突き上げながら)グラシアス、スラィリー!(※とスラィリーと拳を合わせてから引き上げる)」

【ジェイクの話】「アァァァ……! フゥー冷静になれぇぇ……なれるかーッ! おい、内藤! あれで勝ったと思うなよ!? 私からガッツリ(※手を3回叩いて)奪ってみろ。私はまた、いつでもどこでもやっていくからな」


【試合後のフィンレー、外道】

▼フィンレー「あのバカげたオーバー・ザ・トップロープ・ルールのせいだ。あんなのは本当の闘いとは言えない。いいか、ナイトーが幸運だったんだ。あいつはオーバー・ザ・トップロープでジェイクを落とした。大きな問題は起きていないんだ。いいか。闘い方が問題なんだ。1対1、2対2、3対3。じゃあこれはどうだ? ゲドー、俺にとても良い考えがある」

▼外道「OK!」

▼フィンレー「良い考えだ。『ALL TOGETHER』がもうすぐあるだろう。『ALL TOGETHER』だ」

▼外道「あぁ」

▼フィンレー「俺が!」

▼外道「(※英語で)良い考えだ!」

▼フィンレー「俺が出る!」

▼外道「(※英語で)ジェイク、もう1戦を!」

▼フィンレー「ジェイク、もう1回ナイトーと闘うんだ! そして俺のマッドマン、ゲイブ・キッド。あいつは誰とでも、どこでも、いつでも闘える。ということでデビッド・フィンレー、ジェイク・リー、ゲイブ・キッドvsL・I・Jのバカのうち誰か3人。いや、お前たちに選ばせるつもりはない。ナイトー、シンゴ、そしてツジでどうだ? 『ALL TOGETHER』で会おう。これでどうだ? だが、その前にお前たちはパターンに気づき始めたか? 俺は何度も自分の試合を求めて、その機会を作ってきた。そして今週はいろんな人からジェイク・リーがWAR DOGSの一員なのかと聞かれた。そういうことを聞いてくるヤツに対する俺からの答えは『余計なお世話だ』。いいから座って親方の仕事を見ておけ。座って野蛮なる王が盤上の駒を動かすのを楽しんでおけばいいんだ。この業界のヤツは揃ってアレックス・コグリンのいた場所に入りたがる。皆WAR DOGSになりたいんだ。それを責めることはできない。つまり認めるべきだろう。誰もが俺が成し遂げると想像していなかった程のことを、俺はこのグループで成し遂げている。だから俺の次の計画がどうであれ、最終的には俺が再び王者となり、憎悪が道を開くということを証明することになる。行くぞ、ゲドー」

▼外道「(※英語で)OK、ボス!」

 
   

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