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たぬかな今度こそ完全終了?“ホロコースト揶揄”で完全に一線を超えるも反省の色ナシ「ガス室送るぞ」

週刊実話WEB

(画像)Foto Matevz Lavric/Shutterstock

毒舌を売りにしている炎上系ゲーム配信者・たぬかなが、ついに一線を超える発言を繰り出した。

彼女はかつて、低身長者への差別発言や揶揄を配信内で繰り返したことで、当時所属していたゲームプロチームから解雇。しかし、その後も反省する素振りは見せず、傍若無人な発言を毒舌芸にしていた。

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この勘違いがエスカレートし、ついに一線を超えたのは昨年10月のことだ。

たぬかなは配信内で〝弱者男性〟に対し、「頑張られへん奴はもういいよ。嘘ついて集めてガス室にでも入れて、一気に命奪ってしまった方が世の中のためだと思ってるよ」「マジこいつらは全部ひとまとめにして、焼いてしまった方がいいと思う。世界のためになる。世界のQOLが上がる。アウシュビッツ! 収容所!」と発したのだ。

「うるさいねんお前ら! ガス室送るぞ!」

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そして4月19日、たぬかなはTwitchの配信で、これらの発言が理由でスポンサーから契約解除されたことを告白した。

しかし、「私の存在が悪いのかな?」「センシティブだったか~」などと無反省な様子を見せ、反省を促すコメントにも「うるさいねんお前ら! ガス室送るぞ!」と再び問題発言を繰り返した。

「歴史を知らない無知なゲーマーに説明すると、アウシュビッツ収容所はナチスドイツが行ったホロコーストのシンボル的存在。計600万人以上のユダヤ人らが殺害され、アウシュビッツだけで110万人もの無辜の民が犠牲になりました。本人は匿名掲示板のノリで発しているが、決して許される発言ではない」(歴史研究家)

ホロコーストは有史最悪の虐殺であり、人類史上最も愚かな事件というのが世界の共通認識だ。これは、その後の国際法に与えた影響からも明らかである。

「それまでの戦争犯罪になかった『人道に対する罪』が誕生したきっかけがホロコースト。ジェノサイド(虐殺)という概念自体、ホロコーストをきっかけに誕生したもので、いわば、国際的なルールを変えるほどの衝撃的な出来事だったわけです。つまり、これは国際法における基準であり、揶揄することは欧米のみならず、全世界でのタブーです」(前出・歴史研究家)

悲劇の舞台となったドイツにおいて、ホロコーストに絡む犯罪は時効がなく、ナチスの協力者は現在でもたびたび処罰されている。

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