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橋口亮輔監督9年ぶりの最新作が劇場公開決定!『お母さんが一緒』ポスター&予告映像が完成

MOVIE WALKER PRESS

『恋人たち』(15)で第89回キネマ旬報ベスト・テン日本映画第1位や第58回ブルーリボン賞最優秀監督賞など数多くの映画賞に輝いた橋口亮輔監督の9年ぶりの最新作となる『お母さんが一緒』が、7月12日(金)より公開されることが決定。このたびポスタービジュアルと予告映像が解禁された。

脚本家や劇作家、演出家、映画監督などマルチに活躍するペヤンヌマキが、2015年に自身の主宰する演劇ユニット「ブス会*」で発表した同名舞台を橋口監督自らが脚色。CS「ホームドラマチャンネル」の開局25周年ドラマとして制作されたオリジナルドラマシリーズを映画として再編集した本作。


親孝行のつもりで母親を温泉旅行に連れてきた三姉妹。長女の弥生は美人姉妹といわれる妹たちにコンプレックスをもち、次女の愛美は優等生の長女と比べられてきたせいで自分の能力を発揮できなかったと心の底で恨んでいる。そんな2人を冷めた目で観察する三女の清美。彼女たちが温泉宿の一室で母親への愚痴を徐々にエスカレートさせ、やがてお互いを罵倒する修羅場へと発展。さらにそこへ三女の彼氏のタカヒロが現れ、事態は思わぬ方向へと進むことに。

弥生役を演じるのは近年話題作への出演が相次ぐ江口のりこ。愛美役には舞台版でも同役を演じた内田慈、清美役にはいま最も注目される若手俳優のひとりとして今後も出演作が多数控えている古川琴音。そしてタカヒロ役をお笑いトリオ「ネルソンズ」の青山フォール勝ちが熱演。人気・実力を兼ね備えた個性豊かな顔ぶれで描かれる、笑えて泣けるホームドラマを、是非とも劇場で堪能あれ。

■<コメント>

●橋口亮輔(監督)

「江口のりこさんはじめ、内田慈さん、古川琴音さん、青山(フォール勝ち)くんと、人気、実力ともに申し分のない出演陣を得て、僕も気合いを入れ直して現場にのぞみました。たまらなく可笑しくて、少し痛がゆい、そんな人間たちの物語をぜひお楽しみください」

●江口のりこ(弥生役)

「橋口さんの撮ったドラマが劇場版になりました。やっぱり映画にしなきゃ!というのは、誰もが思ったことだと思います。是非映画館でご覧になって下さい」

●内田慈(愛美役)

「『2015年に出演したペヤンヌさんの舞台作品を橋口さんが映像作品にする。しかも当時と同じ次女・愛美という役で。しかも江口のりこさんと古川琴音ちゃんとの三姉妹』というオファーをいただいたときはいろんなびっくりとうれしさでご褒美みたいだなと感じました。舞台版と映像版どちらにも出演する唯一の俳優部として何ができるかなぁと考えながら取り組んだ時間は、楽しくかつ挑戦の日々でした。登場人物たちのそれぞれの言い分は置いといて(笑)、『なんかこの感情知ってるな』と見つけることで浄化されたり、または蓋をしていたモヤモヤと改めて向き合う時間になったり……。観てくださる方にとって、笑いながらそんな機会になる作品であったらいいな……」

●古川琴音(清美役)

「あの三姉妹を、大きなスクリーンで、より多くのお客さんに観ていただけることがとてもうれしいです。いびつで愛おしい家族の姿を、橋口監督、スタッフのみなさん、江口さんと内田さん、そして青山さんと、たくさん笑いながら作りました。公開をお楽しみにお待ちください」

●青山フォール勝ち(タカヒロ役/ネルソンズ)

「橋口監督のドラマに出演したことが夢のような出来事だったのに、映画化なんて夢のまた夢です。おもしろい作品になってますので全国の映画館でたくさんの方々に現実かどうか確認していただきたいです」

文/久保田 和馬
 
   

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