top_line

「エンタメウィーク」サービス終了のお知らせ

「水深ゼロメートルから」濵尾咲綺 vs さとうほなみの口論シーン公開、著名人コメント到着

キネマ旬報WEB

武田かりん(映画監督/「ブルーを笑えるその日まで」)
同じ場所にいても、同じ雨に打たれていても、でも、私は私。同じ人なんてどこにもいない。一人一人が主人公であり、物語なのだ。そう改めて気付かされました。水のないプールで語られる登場人物それぞれの葛藤は、この世界のほんの一部分に過ぎないこと、それがそれぞれの個人的な視点で丁寧に切り取られ、その等身大の感情にドキッとしました。

莉子(俳優)
「水のない空っぽのプール」を舞台に、複雑に純粋に絡み合う彼女たちが眩してくて、どこか懐かしかったです。プールに水はないはずなのに、彼女たちが存在しているだけで意味のあるものになっている。夏は苦手だけど、この映画があるから好きになれるかもなと思わせてくれる。そんな作品でした。

若菜みさ(画家・俳優)
羨ましい。
先生に怒られながら友達と補習したり、本音でぶつかって友達と喧嘩しちゃったり、映像まるごと、私がやってみたかったことばかりだ。私は全部できずに23歳になってしまった。

瞳水ひまり(俳優)
彼女たちのようになりたい。この映画を見て気づいてしまった。私はまだもがき続けたいんだ。
努力で勝てないことだって、知らないふりして挑み続けてみよう。なんだってできる気がしていた、あの日の世界の輝きを、あの鋭い目つきで切り開いてゆく。
世間の一員じゃなく、私の在るべき場所に帰ろう。

水がないプールでもいつか息ができるようになると信じて。

広告の後にも続きます

稗田寧々(声優)
広がる青空と登場人物たちの瑞々しさが、とにかく眩しい…!学生時代の夏を思い出します。
水深0mから見えてくるのは、彼女たちの深い深いところ。
そこから浮かび上がる悩みや葛藤に、観ていて私もドキッとしてしまいました。
らしさ、って何だろう。いずれ狭いプールを飛び出す彼女たちの未来に、つい想いを馳せてしまいます。

 

 

 

Story
高校2年の夏休み。ココロとミクは体育教師の山本から、特別補習としてプール掃除を指示される。水のないプールには、野球部のグラウンドから飛んできた砂が積もっていた。二人は渋々と掃き始め、水泳部員の同級生チヅル、水泳部を引退した3年のユイ先輩も合流。学校生活、恋愛、メイクなどたわいない会話を重ねる中で、彼女たちの悩みが溢れ、思いが交差していく──。

 

©︎『水深ゼロメートルから』製作委員会
配給:SPOTTED PRODUCTIONS

  • 1
  • 2
 
   

ランキング(映画)

ジャンル