コーヒー産業で特に有名なルワンダですが、フイエは1番の生産地となっています。そんなコーヒーについて知られる場所が「フイエ マウンテンコーヒー」です。こちらでは 1日に2回、10時と14時 に毎日コーヒーツアーが行われています。
一般的なツアーは、3時間で30USドル(約4,400円/2024年3月1日現在)のコーヒーツアーで、フイエの豆を使ったウェルカムコーヒーを味わうところからスタートし、コーヒー農園に移動してコーヒーの木や実を実際に見ながら栽培について話を聞いたり、収穫後どのような工程で出荷までたどり着くのか説明を受けます。
じっくりよりも、さらっと軽く回りたい方には実は1時間半のショートツアーも存在し、お値段も20USドル(約3,000円/2024年3月1日現在)と安くなります。ツアー終了時には、お土産として500gで2000RWF(約260円/2024年3月1日現在)とお得にフレッシュなコーヒーを買うこともできます。
※ツアーでは農園を歩くので、
歩きやすい靴と汚れても良い服装
で行くようにしましょう。
※開催時刻などに変更がある場合もあるので、
訪問前にホームページから予約可能か連絡することをおすすめ
します。
ルワンダ民族芸術博物館(Ethnographic Museum Rwanda)
フイエのもう一つの大きな観光名所であるのが、ルワンダの独立25周年を記念してつくられたこちらの民族芸術博物館です。こちらの博物館は、ルワンダの歴史について知ることができるスポットです。内部は撮影禁止となっていましたが、布を身体にまとい狩りをして植物でつくられた家に住むという原始時代のような生活を送っていた1990年代前半に比べて、1990年代後半にかけての急速なルワンダの発展に感動できること間違いなしです。
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写真や当時使用されていた展示物とともに説明文が英語、フランス語、現地のルワンダ語で書いてあります。入場料は国籍や年齢によって異なりますが、成人の日本人観光客の場合10,000FRW(約1,200円/2024年3月1日現在)で、所要時間は30分~1時間ほどです。
ムランビ虐殺記念館(Murambi Genocide Memorial Centre)
こちらはフイエから車で1時間ほど離れますが、ルワンダ虐殺について知ることができる記念館です。首都キガリにも虐殺のメモリアルミュージアムはありますが、こちらの方が実際に虐殺が行われた現場としてリアルに残っており、また殺され方がわかるような遺体も生々しく展示されているので、より虐殺の悲惨さを身近に感じられます。
フイエからバスも出ていますが、タクシー・モト(バイクタクシー)で行くと時間をかけずに行くことができます。
ルワンダ北部の観光スポット
ヴォルカノ国立公園(Volcanoes National Park)
ルワンダの名物と言えば、ゴリラのイメージがある方も多いのではないでしょうか。ゴリラトレッキングは、ヴォルカノ国立公園、ビルンガ国立公園、ムハヴラ国立公園で行われていますが、ルワンダ北部のムサンゼ地方のヴォルカノ国立公園はウガンダとコンゴ共和国との国境にまたがった場所に位置し、絶滅危惧種に指定されている世界にたった700頭ほどしかいないといわれる マウンテンゴリラが世界で最も多く生息しています。
トレッキングツアーでは、保護区内に生息しているゴリラたちを近くで観察することができるほか、ゴリラ以外にも 多種類の絶滅危惧種が生息 し、希少な鳥類や熱帯植物をも観察可能なツアーは、一生の思い出になること間違いなしです。個人で行くのは少しハードなので、 現地ツアーに予約するのが王道 です。ツアー料金はツアーにより異なります。どこもお安くはないですが、価値のある貴重な体験になるでしょう。
※ハイシーズンは特に人気で、
すぐ予約がいっぱいになってしまうので早めに計画
を立てましょう。
※ツアーは朝開始で
長時間歩くことになるので体調は万全
にしていきましょう。
ソルワテ・ティー・ファクトリー(Sorwathe Tea Factory)
コーヒーで有名なルワンダですが、実はお茶もたくさん生産しています。ルワンダ初の茶工場であるこちらの茶園は、1978年創業の老舗で今ではルワンダのお茶生産の1割以上を占めています。
ソルワテではコーヒーツアー同様に農園や工場見学ができるティーツアーを実施していて、美味しいお茶を飲み比べすることが可能です。またゲストハウスも10部屋あるので、紅茶を堪能しながらゆっくり宿泊することもできるので宿泊旅行にもぴったりです。
ルワンダ旅行を満喫しよう!
いかがでしたか。
ルワンダは小さな国なので、首都キガリ以外に地方へも陸路で日帰りや一泊で行くことが可能です。折角ルワンダを訪れたら、色々な地域を訪れてみてくださいね!
余暇プランナー:Miru