県教委は、被害者からの聞き取りなどを基に、2023年7月にようやくこの教頭を懲戒免職に。
(画像:高知県庁)なお、懲戒処分があまりに遅かった理由については、教頭が事実をごまかそうしたこと。
また、聞き取り後にも、教頭に関する新たな問題が次々に発覚したことなどをあげている。
取り返しのつかない事態
結果的に、被害を受けた2人の女性講師は、正式教諭への道を断念。
県教委は「被害者を精神的に深く傷つけ、教職の道を諦めざるを得ないような、取り返しのつかない事態を生じさせた」と結論付けた。
(画像:イメージ)広告の後にも続きます
また、教委や学校の隠ぺい体質も指摘。
その上で、ハラスメント事案が二度と生じないよう、抜本的な防止策を図り、根絶に向けて取り組みを実行するとしている。