日本一元気な商店街として知られる大須の映画館「大須シネマ」にて若手映画監督の発掘と大須を映画で盛り上げることを目的とした映画祭「大須インディペンデント・フィルム・フェスティバル」が開催されます。
大須は名古屋市随一の歓楽街として、東京・浅草と大阪・千日前と並ぶ「日本三大商業地」として栄えた街です。
1897年（明治30年）2月28日には若宮八幡宮境内の末広座でトーマス・エジソンが発明したキネトスコープが上映、東京・大阪に次いで日本で3番目に1908年（明治41年）1月には写真常設館の文明館が開館、昭和初期には23館の映画館がひしめく映画の街でもありました。
1988年（昭和63年）に大須名画座が閉館した以降は映画館のない街となりました。
2019年3月に大須の街に映画館を復活させたいという想いから開業されたミニシアター「大須シネマ」は、独自の視点で映画を編成するミニシアターとして地元の映画ファンに親しまれています。
広告の後にも続きます
1,200の店舗・施設がひしめきあい日本一元気な商店街として知られる大須の街ですが、かつて映画の街であったことはあまり知られていません。
「大須インディペンデント・フィルム・フェスティバル」は、このような歴史を持つ大須の映画館「大須シネマ」から若手映画監督を輩出するコンペティション型映画祭です。
広く募集したコンペティション作品の優秀作品や日本各地で開催されている映画祭より選定した優秀作品を上映します。
映画祭は、インディペンデント映画製作・配給のガチンコ・フィルムがサポートし、横濱インディペンデント・フィルム・フェスティバル（横浜シネマ・ジャック＆ベティ）、澁谷インディペンデント・フィルム・フェスティバル（ユーロライブ）などと連動し開催されます。
