「あの竹島さんが、今度は千葉のクルックフィールズで水牛モッツァレラを作るらしい!」という噂を聞いて、チーズ好きたちがザワザワしていたのが3年ほど前。
竹島さんというのは、私が勝手に心の中で「国産モッツァレラ界のレジェンド」と呼んでいるチーズ職人さん。
彼は、「日本で美味しい水牛乳製のモッツァレラを作りたい!」という一心で、モッツァレラの本場イタリアで修行をし、帰国後は水牛を飼ってミルクを絞り、チーズを作り続けています(言うのは簡単ですが、もうこれ大変!水牛を輸入するだけでも本当に大変!!)。
そんな彼が作る本物のモッツァレラには以前からファンが沢山いて、私もその一人。
そこで早速千葉の木更津のクルックフィールズまで行き、モッツァレラとリコッタを食べたのが、クルックフィールズのモッツァレラ、そしてリコッタとの出会いでした。
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その時にいただいた、作りたての水牛モッツァレラのジューシーさと、濃くて余韻の長いミルク感は衝撃的!さらに水牛乳リコッタの濃厚さと甘さにはもう、目を剥いて倒れるかと思うほどでした。今でもその衝撃がよみがえる、きっと生涯忘れられない味です。
そんなクルックフィールズの水牛モッツァレラと水牛リコッタがお取り寄せできるようになり、ファンとしてはホクホク!
久しぶりにお取り寄せして食べたクルックフィールズの水牛モッツァレラは、かじった瞬間、口の中にミルク感のあるジュースが溢れます。
そして生地は極々なめらかでうっとりするような舌ざわり。モッツァレラならではの繊維ものびやかしなやかで、塩味もきちんと決まっていて酸味も程良いのです。それに何といってもしっかりと乗ったミルク感と水牛乳ならではのコクが一体となって……至福!
こんなに完成されたモッツァレラって、イタリア産でもなかなか出会えません。