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ヌーヴォーだけじゃない!ボジョレー・ワインの魅力

ワイン王国

text by Uta KOBAYASHI

近年ボジョレー・ワインに熱い視線が注がれている。理由は多彩なテロワールが生み出す洗練された味わいだ。ボジョレーと聞けば、日本では毎年11月第3木曜日に解禁されるボジョレー・ヌーボーが真っ先に思い浮かぶ。マセラシオン・カルボニック(*1 )と呼ばれる独特の製法で造られるガメイの赤ワインは、フレッシュ&フルーティーでタンニン控えめの軽やかな味わいが魅力だ。しかしそれはあくまでも新酒の話。新酒とは別に、ボジョレー地区は洗練されたワインが多く、多様性が非常に豊かだ。

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ボジョレーには12のアペラシオンがあり、モルゴンやムーラン・ナ・ヴァンなど10のクリュで構成される。ガメイとシャルドネから赤・ロゼ・白の生産が認められている。フランス南東部・リヨンの北に位置し、東側にソーヌ平野、西側にマッシフサントラル山脈の支脈から続く、数多の丘の斜面に南北55キロメートルにわたってブドウ畑が広がる。10のクリュはそれぞれが個性豊かで多様なワインを生み出す。

ボジョレー・ワイン産地は、マコンの南からリヨンの北までおよそ1万4500へクタールに渡って広がっている。地域内には12のAOCがあり、98パーセントでガメイを栽培している。豊かな自然と美しいブドウ畑が多様で美味しいボジョレー・ワインを育んでいる。

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ボジョレーは主に南部に位置し、最南部はリヨン郊外に隣接している。ガメイとシャルドネの栽培が可能で、赤ワイン、ロゼワイン、白ワインが生産されている。10あるクリュ・デュ・ボジョレーは東を流れるソーヌ川に沿って展開している。(*2 )

「洗練された果実味の中にアニマルキャラクターが感じられたり、心地のよい酸がきれいに表現されていたりと非常に複雑。20~30年熟成可能な赤ワインが2000円台から楽しめ食事との相性が抜群、12~13%程度の適正なアルコール度数も魅力です」と話すのは昨年2月に現地を訪れたコンラッド東京・ヘッドソムリエの森本美雪さんだ。

「ガメイは今アメリカやオーストラリアの気鋭の若手生産者らが注目する品種。ソムリエとして目が離せない品種です」という。

ボジョレーはフランス屈指の美食の町、リヨンを支えるワイン生産地区として発展してきた歴史がある。『ミシュランガイド』三ツ星レストランの「ポール・ボキューズ」はつとに有名だが、町全体の食のレベルがとても高い。ハイレベルな料理と相性がいいという一面だけを取っても、ワインの品質の高さを知ることができるだろう。和食にはどうかと考えると、ガメイ単一で造られるボジョレーの赤にはマスカット・ベーリーAを彷彿させる瞬間がある。

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