「ビックリするね。1、2、3月は全然会ってない。俺じゃないよ」
最後は「季節はめぐる。また春が来ますよ」と慰める渡哲也に「ありがとうございます」と頭を下げ、会見は和やかに終了することに。
いや、実はこの騒動は、もうひと山あったのだ。この年の6月、現在の夫と入籍し、米オレゴン州で挙式した長谷川がそれに合わせるように「願力 愛を叶える心」(マガジンハウス)なる自叙伝を発売。そこには実名こそ伏せられているものの、濃密だった頃の神田と長谷川の関係が、赤裸々に綴られていたのである。
〈交際を始めてしばらくすると、彼も私が期待してしまうような言葉をたくさん口にしてくれた〉
〈私は毎月、妊娠検査をしていたし、検査薬もたくさん買いだめしていた〉
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石原プロ関係者はこう言った。
「立つ鳥後を濁さず、というけど、さすがにあれはヒドイよ。正輝の名前を利用しただけなのかなぁ」
神田は現在も独身を貫き通しているが、ともあれ、一日も早い復帰を願いたい。
(山川敦司)
1962年生まれ。テレビ制作会社を経て「女性自身」記者に。その後「週刊女性」「女性セブン」記者を経てフリーランスに。芸能、事件、皇室等、これまで8000以上の記者会見を取材した。「東方神起の涙」「ユノの流儀」(共にイースト・プレス)「幸せのきずな」(リーブル出版)ほか、著書多数。