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香取慎吾と「ゆず」を小学生時代に繋いでいた「元巨人のサイドスロー投手」

アサ芸プラス

 香取慎吾といえば、小学6年生から芸能活動をしている自称「パーフェクトビジネスアイドル」。キャリア35年超えで、人生の大半が芸能人。素人である時間のほうがはるかに少ない。そんななか有名になる前に出会っていた有名ミュージシャンが「ゆず」だ。

 北川悠仁と岩沢厚治は小学生からの幼なじみ。中学校へ進学後に同じクラスになり、仲良くなった。高校卒業後、中学時代の友だち4人でバンドを結成。のちにデュオのゆずとなって、ストリートミュージシャンになった。「舞台」は、神奈川県横浜市内にあった松坂屋前。路上ライブをはじめた翌97年に客足が伸び、プロ転向が決まった最終日には7000人以上も集まる伝説を作った。昨年デビュー25周年を迎え、日本を代表するトップアーティストとなった。

 そんなゆずと香取は、同じ神奈川県横浜市出身で同学年。小学生のときは同じ区だったため、体育大会で一緒になった。場所は市内で有名な三ッ沢競技場。小6のとき、香取はすでにジャニーズ事務所に入所しており、現役アイドルが体育大会の競技に参加しているとあって場内は色めきたったという。

 男子生徒のあいだでは、「カトリがいるらしいぞ」「えっ!サイドスローの?『9時からの男』の?」と噂になり、読売ジャイアンツから西武ライオンズにトレードした鹿取義隆投手という冗談が飛んだ。その噂を聞きつけた北川と岩沢も、カトリを探した。香取が、群衆のなかに後のゆずがいたことを知ったのは、互いが売れて音楽番組で共演したときだった。

「SMAPとゆずは13年末に生放送された音楽特番『2013 FNS歌謡祭』(フジテレビ系)に出演して、ゆずが横浜時代の思いを歌詞にしたためた名曲『桜木町』を3人で熱唱しています。その背景に『カトリ』があったことは、あまり知られていません」(音楽ライター)

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 ゆずは、SMAPが解散した翌17年4月に放映された香取にとって最後の地上波レギュラー番組「SmaSTATION!!」(テレビ朝日系)に生出演。ゴールデンウイークのグルメ紹介に立ち会っている。

 香取のポイントエリアで存在していたゆず。ジャニーズ退所後にAbemaTVでスタートさせた草なぎ剛、稲垣吾郎との月1レギュラー番組「7.2 新しい別の窓」にも祝福に駆けつけて、生パフォーマンスを披露。立場や状況が変わっても、3人の友情は揺るがないのだ。

(北村ともこ)

 
   

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