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ヒコロヒー、小学生の宿題否定に親世代から批判の声も、科目が悪かった!

アサジョ

 さすがに「芸人らしい」の言葉では済ませられない人たちもいたようだ。

 ピン芸人のヒコロヒーが2023年8月17日、X(旧ツイッター)にて、「子役の子が現場で分数のプリントやってて」と報告。そのてん末に賛否両論の声が寄せられている。

 その子役が「わかんない」と言っていたので、近畿大学中退のヒコロヒーは「やれやれ姉ちゃんが教えちゃるわい」とプリントを確認してみたとのこと。ところが「ひとつも意味がわからなくて、本当にひとつも意味がわからなかったので」と、プリントの内容を理解できなかったことを強調していた。

 するとヒコロヒーは「意味わからんからやらんでええ」と言ってその子役からプリントを奪い、一緒にシャボン玉して遊んだという。

 この報告にファンからは<それでいいよ><普通に言えるのスゴい!>などとヒコロヒーの行動に対する賛意が続出。分数よりもシャボン玉のほうが大事だという声が少なくないようだ。

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 だが一方では、子育て中の親世代から、ヒコロヒーの行動に対する苦言も聞かれるという。

「ほっこりしたと言った声もありますが、正直なところこの話のどこがほっこりしているのか、さっぱり分かりません。ヒコロヒー自身が分数を苦手にしているのは別に構いませんが、夏休みの宿題らしき分数に頑張って取り組んでいる小学生から『意味わからんからやらんでええ』とプリントを取り上げるのは、親としては迷惑でしかないですね」(子育て中の女性誌ライター)

 なかには光の屈折や表面張力を取り上げて、分数よりもシャボン玉のほうが教育的だと強弁する者もいるようだ。しかしその手の物理や化学において、分数をはじめとする計算力が不可欠なのは明らか。分数をおろそかにするのは本末転倒ではないだろうか。

 一方で、今回のポストひとつを根拠にヒコロヒーを批判するのもまた早計かもしれない。芸人としては現場の雰囲気を保つことも大事な仕事の一つであり、分数のプリントに苦しんでいる子役に別の世界観を見せてあげることもまた、芸能界の先輩としては立派な教育の一つと言えるからだ。

「個人的にはヒコロヒーが自分から、算数のプリントを『姉ちゃんが教えちゃるわい』と確認してみたところが興味深いですね。あまり子供好きのイメージのない彼女ですが、最近は子供人気も高く、喫茶店にいたら窓の外で子供たちが『ヒコロヒー、ヒコロヒー』と騒いでいたこともあると明かしていました。やさぐれイメージこそ強いものの、子供から見たら優しそうなお姉さんに見えるのかも」(芸能ライター)

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