top_line

「エンタメウィーク」サービス終了のお知らせ

「認知症」物忘れ以外の危険な症状とは… 医師が注意すべき点を詳しく解説!

TREND NEWS CASTER

有名な認知症の症状の他にも、次のような症状が現れたら注意してほしい。

まずは、怒りっぽくなることだ。

以前は穏やかだった方が、だんだん細かい事でも不機嫌になりやすくなる。

また、認知症にもさまざまなタイプがあり、人格が完全に変わってしまう場合もある。

次に、認知症になると目や耳から得た情報を上手に整理できない。

広告の後にも続きます

簡単にいえば理解力が低くなるのだが、認知症の症状として気づかれにくく、本人が辛い思いをしてしまう。

暴言・暴力・幻覚

そして、認知症の方は、その悩みからさまざまな行動をしてしまう。

例えば、物忘れなどをして自分が注意された時には、怒ってしまい、興奮して暴言や暴力をふるってしまうこともある。

また、やる気がなくなってしまい、うつのような無気力で苦しむこともあるのだ。

そして自分の世界に閉じこもり、妄想や幻覚が見えはじめる。

疑った時には早めに病院へ

認知症は、放置していると進行していってしまう。

一昔前は効果のある薬が少なかった。

しかし現代では、認知症そのものを治す薬はないものの、進行速度をかなり遅らせるものが使える。

そのため、気づいたら速やかに、認知症の専門である神経内科や心療内科、精神科を受診してほしい。

誰でもかかる可能性がある認知症。

早く治療を開始しなければ、本人も周りも辛い思いをする。

年齢のせいにせず、一度は専門家の意見を聞いてみよう。

執筆者:あやたい

医療制度や医療職・医療現場が抱えるさまざまな問題について考える医師。

日々変わっていく医療現場から生の声や、日常に役立つ医療知識を発信したいという思いで執筆。

  • 1
  • 2
 
   

ランキング

ジャンル