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落合モトキ × あの W主演。大江崇允が仕掛けるカリスマ少女の迷宮世界「鯨の骨」

キネマ旬報WEB

 

〈コメント〉

大江崇允監督
「都会の夜は深海に似ている」
このフレーズが映画の発端であり、またその全てです。
深海では、海底に落下した鯨の骨に群がり、その栄養を吸って生きる小さな生物群集が存在しています。それらは鯨の骨の栄養を吸い尽くすと、やがて骨と一緒に消えてしまう儚い生物です。
そんな生物たちですが、どうやら薄っすらと発光しているそうなのです。
僕には深海の点在する光が、まるで空から見た都会の夜の灯りと重なりました。
僕が四角い水中眼鏡をかけて見ている世界、それがこの映画です。
一人でも多くの人にこの眼鏡を楽しんで頂けたら嬉しいです。

落合モトキ
大江監督とイメージを合わせながら撮影していましたが、完成した作品を観た時、自分の中には存在しないジャンルの映画でした。なので皆さんに観て頂いた後の感想が非常に楽しみな作品です。撮影中、印象に残ってるのはあのちゃんを追いかけるシーン。あのちゃんは信じられないくらい足が速くて久々に本気で走りました。でもそれが可愛らしく見えたり。是非劇場にお越し頂けると嬉しいです。宜しくお願いします!

あの
ただ無性に冷たくて息もうまく吸えないそんな時期に撮影し、撮影しながらまるで深海にいるような、何度も明日香が自分と重なっては濁って消えていく、そんな体験をしました。鯨の骨でしか味わえない何とも奇妙な浮遊感を皆様にも楽しんで頂きたいです。

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「鯨の骨」

出演:落合モトキ、あの、横田真悠、大西礼芳、内村遥、松澤匠、猪股俊明、宇野祥平
監督:大江崇允 脚本:大江崇允、菊池開人 音楽:渡邊琢磨
プロデューサー:近藤多聞、片山武志 エグゼクティブプロデューサー:後藤哲 スーパーバイジングプロデューサー:久保田修 共同プロデューサー:田中美幸
撮影:米倉伸 照明:高井大樹 録音:阪口和 美術装飾:田中智子 編集:西山理彦 助監督:山下久義 制作担当:福島伸司 スタイリスト:神田百実 ヘアメイク:風間啓子 サウンドエディター:野村みき リレコーディングミキサー:大保達哉
製作幹事:カルチュア・エンタテインメント 制作プロダクション:C&Iエンタテインメント 配給:カルチュア・パブリッシャーズ
©2023『鯨の骨』製作委員会

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