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大学生と高校生の恋愛が“溺愛”レベルになったわけとは? 『花束オオカミ』りゅうたろう&くれは、成立ペアインタビュー

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――最初に年齢差のお話が出ましたが、最終的にどのように乗り越えたのでしょうか。

りゅうたろう:自分は、実際に話して印象が変わってからは、年齢は気にしたことがないです。

くれは:私は、自分的には気にならなかったんですけど、りゅうたろうは未成年だから……と、他人からの見え方がすごく気になっちゃって。本人にもその気持ちを伝えたことがあるんですけど、そのときに「俺は気にしないから。俺が気にしなかったらいいでしょ」と言ってくれて。自分のなかで年の差を乗り越えられたのは、ホントにその言葉のおかげですね。

――相手のことを最初に好きだなと思った瞬間は、覚えていますか?

くれは:私は最初からいいなと思っていたんですけど、軽井沢でスケートをして初めて話したときかな。いい意味で思っていた感じと違うなって。

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りゅうたろう:自分も、スケートのときに話したら印象が変わって。そこから意識するようになりました。

――気になる相手から好きな相手へと変わったタイミングというのは?

くれは:中間告白は、明確に相手に「好きです」って伝えるじゃないですか。だから、きっかけとしてはそれが大きかったんですけど、私はそのときの韓国ロケですかね。東京に着いて飛行機から降りるとき、機内のめっちゃ後ろのほうに座っていたので、外に出るのが遅くなっちゃったんですよ。そしたら、りゅうたろうが前のほうに座っていたのに、私が出てくるのを待っててくれていたっぽくて。

りゅうたろう:(笑)。

くれは:後で、ちせちゃんに「りゅうたろうが“靴紐を直してから行く”って言いながら待ってたよ」と聞いて……かわいすぎません!? 

ーーそれは好きになってしまいますね……。嘘が可愛すぎます!

くれは:ちせちゃんも「いや、靴紐を直すのにそんなに時間かからないでしょ」って(笑)。そのとき、すごく大事にしたい人だなと思いました。

りゅうたろう:けっこう待ってもくれはちゃんが全然来ないから、もう行っちゃったのかなってあきらめかけていたんです。でも、来てくれて。

ーーお互いの場所を把握できてないとなると待つのも大変かと思いますが。

りゅうたろう:一緒にいたかったから……。

くれは:かわいい~!

りゅうたろう:自分はとにかく、くれはちゃんといるときが一番幸せで、一番楽しくて、一緒にいたいんです。

くれは:恥ずかしい……。今、全然違うことを考えて無心になろうとがんばってます。

――りゅうたろうさんは、番組内で名前を呼び捨てにする練習をしていたのに、結局「くれはちゃん」と呼んでいるんですね。

くれは:「くれは」でいいよって言ったんですけどね。そしたら「えっ、いいの!?」って言われたから、そう呼んでくれるのを待っていたんですけど……たぶんムリなんだろうなって。

りゅうたろう:いや、そうじゃなくて、カップルが呼び捨てにし合うとうまくいかない、みたいなことを聞いて。

くれは:わははは! 何それ!?

りゅうたろう:それに、自分は女の子のことを呼び捨てにしないんですよ。友達にも。だから……。

――それが一番しっくりくるし、呼び捨てにして別れたくないし。

りゅうたろう:恥ずかしすぎますね……。

くれは:こんな人、みんな好きになっちゃうよ!

――りゅうたろうさんは、くれはさんがオオカミちゃんかもしれないという疑いは1ミリもなかったんですか?

りゅうたろう:はい、1ミリも! もうずっと信じてました。

――くれはさんは、りゅうたろうさんに疑われているかもしれないとは感じませんでしたか?

くれは:はい、微塵も感じませんでした。オオカミちゃんが誰なのか知ってるのかなって思うくらい。

――りゅうたろうさんは、なぜそこまで信じきれたのですか?

りゅうたろう:好きだからですかね。

くれは:今日、すごいね今日! 何か変なものでも食べた(笑)?

りゅうたろう:いや、いつもそう思ってますよ(笑)。

――告白のときは、くれはさんがりゅうたろうさんにOKの風船を渡すまでの“間”が、とても長く感じました。

りゅうたろう:もうドキドキですよね。オオカミちゃんでもそうじゃなくても自分の気持ちは変わらないって思いながらも、ちょっと震えながら手を出して待ってました。

――成立した瞬間は、どんな気持ちでしたか?

りゅうたろう:もう、うれしくて! でも、普段は全然泣かないのに、そういうときに限って涙が出やすくなっちゃって。

くれは:うんうん、泣いてたね。私は、りゅうたろうが(告白に)来てくれた時点でもうめちゃくちゃうれしくて、着ぐるみを早くとりたい! と思っていました。でも、“どうしようかな~”みたいなふりをして、ちょっとじらしてみたりしましたね(笑)。

りゅうたろう:最悪!

くれは:ごめんごめん。でも、りゅうたろうがずっと手を差し出しながら「は~」って不安になっている様子を見て、「今まで大変だったね。ごめんね」と内心思っていたんです。だから告白してくれてホントにうれしかったです。

――ペア成立後、ふたりで時間を共有していますか?

くれは:LINEは毎日してるよね。

りゅうたろう:お互いに好きな食べ物がピザなので、ピザの写真を送ったりとか。

くれは:してますね。あと、彼は高校生だから、朝が早いじゃないですか。私は大学生なので11時ぐらいからしか授業がないし、朝が弱いので9時ぐらいに起きるんですね。だからずっと「起きるのが遅い」って言われています。

りゅうたろう:いや、そんなに言ってないですよ!

くれは:「9時以降にしか返信がない」みたいなことをめっちゃ言われて、私が「ごめーん」って返したり(笑)。

――今日の会話のなかにもたくさんのキュンが詰まっていましたが、出会ってから今までに相手に感じた「最大のキュンポイント」を教えてください!

りゅうたろう:「今日の取材に何着ていく?」という話になって、「これ着ていくよ」って、今着ているトップスの写真を送ったんですね。実はこれお揃いで買ったものだったんですけど、そしたら今日、くれはちゃんが同じ服を着てきてくれたんです!

――それは、サプライズで?

くれは:そうです。

りゅうたろう:ヤバいですよね! そんなことをされたら、心臓バクバクですよ。

くれは:はっず!

りゅうたろう:それを見たとき、“えっ!?”って固まっちゃいました。

くれは:フフフ。私は、スピンオフの企画で私のほっぺにチューをしてきたときですね。手をつなぐとかハグをするとか、段階を踏んでいって、やっぱり最大級にがんばってくれたんだなと思ったら、一番キュンとしました! 以上です(笑)!

――(笑)。では、今後2人でやってみたいことは?

くれは:海に行きたいですね。

りゅうたろう:海にも行きたいし、ディズニーにも……。

くれは:あっ、行きたい!!

りゅうたろう:とか言いながら、僕はアトラクションがあんまり好きじゃないので、最初のカチューシャ選びが一番好きなんですけど(笑)。

くれは:あははは!

りゅうたろう:お互いに「これ、いいね」って選び合うのにあこがれます。

くれは:じゃあ、一緒にカチューシャを選びます(笑)。

――くれはさんには、どんなカチューシャが似合いそうですか?

りゅうたろう:えっ、なんでも似合います!

――聞くだけ野暮でした……。

りゅうたろう・くれは:あははは!

(文・取材=林桃)

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