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東海大菅生は4回戦で関東一と激突か?春の東京都大会を徹底展望!

高校野球ドットコム

トーナメント表
・1次予選の勝ち上がり
・本大会の組み合わせ

 4月1日から春季都大会が開催される。

 名将・小倉全由監督の退任により、部長・助監督であった三木有造新監督体制がスタートする日大三の戦いぶり。東京では荒木 大輔投手を擁し、1980年の夏から始まる早稲田実業しか達成していない5季連続の甲子園を目指す二松学舎大附が、夏に向けてどうチームを作っていくのか。監督交代などがあったものの、秋より戦力をアップして、センバツでも力を発揮している東海大菅生の秋春連覇はなるか。10年ぶりの春制覇を目指す帝京など、秋の4強がそのまま春も優勝候補であることに変わりはない。

 そこに、秋は優勝した東海大菅生と延長戦の熱戦を繰り広げた国士舘、日大三と、やはり延長戦の戦いを繰り広げた桜美林がいかに絡んでくるか。秋は2回戦で敗退した大会3連覇を目指す関東一が、どこまで戦力を整えてきたか。それに篠﨑 国忠投手(3年=修徳)、中村 海斗投手(3年=明大中野)、御園 拓摩投手(3年=都立雪谷)らの大型投手が、ひと冬越して、どこまで成長したか。通常の姿に戻りつつあるこの春は、例年以上に見どころの多い大会になりそうだ。

 春季大会は、優勝争いとともに、夏の大会でシードされるベスト16の行方も注目される。ベスト16争いを軸に、大会を展望する。

4回戦で東海大菅生と関東一の激突か?

日當 直喜(東海大菅生)

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 東海大菅生は、実力的にはベスト16となる4回戦までは問題ない。しかし、センバツ出場校は、初戦で苦戦することが多い。初戦では城西大城西と都立豊多摩の勝者と対戦する。都立豊多摩とは2年前の秋に東海大菅生と対戦している。城西大城西は夏の甲子園でベスト8の実績を持つ伝統校。さらにこのブロックでは、投手と外野手の二刀流の藤森 晴久(3年)を擁する都立城東、2年生左腕の田畑 遼投手を擁する東京都市大付の戦いも注目だ。

 多摩大目黒がシードされているブロックには、関東一と明大中野が入った。大型投手・中村 海斗投手(3年)を擁する明大中野と初戦で対戦する錦城学園は、秋はやはり大型投手の篠﨑 国忠投手(3年=修徳)と対戦しているだけに、どう対策をしてくるか。明大中野が勝てば、2回戦は関東一との対戦が有力だが、この両校、秋も1次予選で対戦し、関東一が10―0で圧勝している。ただ守備の乱れもあっての点差だけに、明大中野がどこまで立て直すか。

 多摩大目黒は秋のベスト16の立役者である西井 晃太投手が、前の学校を辞め転校した経緯があり、規定で出場できないが、どういう戦いをみせるか。駿台学園、安田学園もおり、このブロックは激戦区だ。

 さらにこのブロックの勝者は、4回戦で東海大菅生と対戦する。関東一が最有力であり、東海大菅生と関東一という東西東京屈指の実力のある学校の対戦になる。

 海城がシードされているブロックでは、秋季大会で堀越を破りベスト16に入った海城がややリードしているものの、飛びぬけたチームもなければ、劣勢のチームもない混戦区だ。

 世田谷学園がシードされているブロックは、世田谷学園と大森学園の一騎打ちか。世田谷学園は左腕の横手投げ・二見 純太投手(3年)を擁し、秋は関東一、早稲田実業を破り旋風を起こしただけに、春の投球が注目される。大森学園は、1年の夏から公式戦に出場している木下 亜内野手(3年)を切り込み隊長に、攻撃力は高い。順当に勝ち進めば、夏のシード権をかけた好ゲームが予想される。

國學院久我山VS日大三 4回戦で激突か?

安田 虎汰郎(日大三)
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