女性問題があったことを認めると、
「去年の夏ごろに僕の浮気が発覚しまして、その時にもう一度やり直そうという話をしてきましたが、やはり彼女は許せなかったようです。自分の未熟さ、心の弱さで、紀香さんを傷つけてしまいました」
身から出た錆としか言いようがないが、結婚式で引き出物として手渡されたエッセイ「紀香魂」には「強い意志はすべての道へ通ず」との言葉がある。つまり、陣内が思い描く「女遊びは芸の肥やし」論など、彼女には通用するはずがなかったのだ。
(山川敦司)
1962年生まれ。テレビ制作会社を経て「女性自身」記者に。その後「週刊女性」「女性セブン」記者を経てフリーランスに。芸能、事件、皇室等、これまで8000以上の記者会見を取材した。「東方神起の涙」「ユノの流儀」(共にイースト・プレス)「幸せのきずな」(リーブル出版)ほか、著書多数。