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世界初スタント敢行の瞬間が 『狼 ラストスタントマン』メイキング映像公開

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『狼 ラストスタントマン』©2022「狼 ラストスタントマン」製作委員会

 12月23日より新宿武蔵野館にてロードショーされる『狼 ラストスタントマン』の場面写真とメイキング映像が公開された。

参考:『狼 ラストスタントマン』現役スタントマンの髙橋昌志によるスタント講座が始動

本作は、CG全盛の時代に、スタントマンの存在意義とその理由を問うアクション映画。スタントの事故で父を亡くした星アキラと、その原因を作ったと懺悔の人生を歩む大久保豪らの姿を描く。

 公開されたのは、世界初スタント、ジャンピング・ロール・オーバー・シー・ダイブに挑戦した際の連続写真15カットとメイキング映像。このスタントに挑戦したのは、本作で俳優デビューを飾り、プロデューサーも務めた、現在57歳にして現役スタントマンの髙橋昌志。このスタントが敢行されたのは、クランクイン翌日の2021年6月21日、南伊豆の中木港。車を海にダイブさせるには港の許可が必須で、今の日本でその許可が出るのは中木港だけだった。しかし、夏になると多くの観光客がやってくるために、スタントを決行するには、海開き前の6月下旬か10月10日以降。ただし、海水温が低すぎると、海中でのスタントマンの危険度が上がる。理想的なタイミングは、初夏の6月下旬。さらに、なるべく海が深い方が安全性は高い。それは大潮の日、満潮の時刻。最も理想的なタイミングは1年に一回しかなく、それが6月21日の午後1時だった。

 さらに、世界でも前例のないスタントに挑む髙橋の体のダメージを考えると、その後の撮影までは1カ月以上の期間を空ける必要があり、期間は長ければ長い方がよかった。そのため、その後の撮影の中心は8月中旬以降に設定された。当日は、一発勝負の撮影のため、カメラはさまざまな角度から15台設置し、レスキュースタッフ、大型クレーンによる車の引き上げなど、スタント後の準備を整えて、満潮時刻を待つ。向かい風が強くなってきたため、髙橋の判断で予定より少し早めにスタントは決行された。前代未聞の世界初スタント、ジャンピング・ロール・オーバー・シー・ダイブは果たして成功したのか。メイキング映像などでは、その一端が垣間見える。(リアルサウンド編集部)

 
   

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