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新型コロナ感染者10万人超…「第8波」への備えとマストアイテム

防災ニッポン

解熱鎮痛剤としては、アセトアミノフェンやイブプロフェン、ロキソプロフェンなどが市販されています。複数の成分が入った薬もあり、年齢や妊娠の有無などで使えない場合があります。薬局で備蓄用に解熱鎮痛剤を購入する際、薬剤師に相談すると良いでしょう。

抗原検査キットで陽性がわかったら…

症状が軽くて自宅療養を希望する場合

流行が拡大すると、発熱外来など医療機関の予約が取りづらくなることが予想されます。

政府は、高齢者や基礎疾患のある人、妊婦、子どものいずれにも該当せず重症化リスクが低い場合は、都道府県などが開設している健康フォローアップセンターの活用を呼びかけています。

抗原検査で陽性と判定され、自宅療養を希望する人には健康フォローアップセンターに登録してもらい、療養を開始する流れです。

これまでの経緯から「流行が拡大すれば電話がつながりにくくなるのでは」との懸念も出ていますが、いざというときのために知っておくと良いでしょう。

療養期間の目安

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療養期間は症状がある場合、のどの違和感やせきなど、何らかの症状が出た日から7日間以上経過し、かつ症状が治まってから24時間以上たっていれば終了です。症状がない場合は、抗原検査キットで陽性と出た日から7日間。5日目に抗原検査キットで陰性が確認できれば5日間となります。ただ、症状がある人は10日間、症状がない人でも7日間は周囲に感染させるリスクがあるので、検温をし、会食や高齢者など重症化しやすい人への接触を避けるなどの注意が必要です。

画像説明:コロナが陽性で自宅療養する際の解除基準(厚生労働省ホームページより)

療養に備え自宅に用意しておきたいもの

食料品や経口補水液

感染には気を遣っていても、いつかかるかわかりません。療養に備え、日頃から食料品などを多めに備蓄し、古いものから食べては買い足す「ローリングストック」をしておくことがお勧めです。

とくに、水分補給ができる経口補水液やスポーツ飲料、ゼリー飲料、野菜ジュースなどは備蓄しておくと役立ちます。レトルトのおかゆやパックご飯など体調が悪くなっても食べやすいもの、調理しなくても食べられる冷凍食品や即席スープやみそ汁、たんぱく質を補給する肉や魚の缶詰などもあると良いでしょう。

インフルエンザとの同時流行も

冬に入り、インフルエンザとコロナが同時に流行する可能性もあります。まだ、「流行」とまでは言えませんが、大阪、京都など一部地域でインフルエンザの感染者が増える傾向にあります。2020年にコロナの流行が始まって以降、インフルエンザの感染は激減しており、インフルエンザに対して十分な免疫を持たない人が増えているとされています。

2022年は南半球のオーストラリアで8月までに前年の約370倍の感染が報告されました。マスク、手洗いなどの基本的な対策に加え、寒くなっても定期的に換気するなどして、感染しないよう心がけることも大切です。

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