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補強大成功! 今季加入の当たり助っ人外国人選手5人。チームの穴を埋めた新戦力たち

ベースボールチャンネル

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 チームの上位進出の鍵ともいえるのが、助っ人外国人選手の存在だ。近年はMLB経験のある選手も数多く来日しているが、傘下マイナーリーグや各国のプロリーグから加入し、NPBの舞台で活躍する例も数多くある。ここでは、2022年シーズンに加入し、チームの貴重な戦力となった助っ人5人を紹介する。

 

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アダム・ウォーカー


投打:右投右打
身長/体重:196cm/104kg
生年月日:1991年10月18日
経歴:ジャクソンビル大-米マイナー
 
 ウォーカーは、5年間でマイナーリーグ通算143本塁打を放ち、2019年からは米独立リーグでプレー。翌2020年から2年連続リーグMVPを受賞し、今シーズンから読売ジャイアンツに移籍した。
 
 開幕一軍入りを果たすと、3月26日の中日ドラゴンズ戦では代打でNPBデビューを飾り、いきなりタイムリーツーベースを放つ。シーズン序盤はゼラス・ウィーラーに出番を譲っていたが、打撃でアピールを続け、徐々にスタメンの機会を増やしていった。5月には月間6本塁打で左翼のレギュラー格となると、6月は打率.330、7本塁打と猛打を炸裂させた。
 
 さらに、補充選手としてオールスターゲームにも出場し、走攻守で躍動。9月7日の横浜DeNAベイスターズ戦では満塁本塁打でシーズン20号に到達し、岡本和真、丸佳浩、中田翔、グレゴリー・ポランコとともに「20発クインテット」を形成した。最終的に規定打席には届かなかったが、打率.271、23本塁打、52打点をマークした。
 

 
 一方で、守備面が大きな課題となっているが、亀井善行外野守備兼走塁コーチと二人三脚で猛練習に励み、シーズン終盤には好守も見られた。また、ウォーカーのひたむきな姿勢は、ファンの心も掴んでいる。

ライアン・マクブルーム


投打:左投右打
身長/体重:190cm/99kg
生年月日:1992年4月9日
経歴:ウエストバージニア大-ロイヤルズ
 
 マクブルームは、2021年シーズンにメジャー傘下3Aで32本塁打を記録。同年オフに広島東洋カープと契約し、鈴木誠也(現シカゴ・カブス)の穴を埋める右のスラッガーとして期待された。
 
 本拠地開幕戦となる3月29日の阪神タイガース戦でNPBデビュー。主に4番打者として起用され、チームの開幕ダッシュに貢献した。
 
 その後は好不調の波こそあったが、主砲として打線を牽引。7月は新型コロナウイルス感染での一時離脱もあって15試合の出場となったが、打率.333、来日初のサヨナラ弾を含む5本塁打と持ち味を発揮した。
 

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 最終的に打率.272、17本塁打、74打点をマーク。チーム打率リーグトップの広島打線に欠かせない存在となっていた。

カイル・ケラー


投打:右投右打
身長/体重:193cm/86kg
生年月日:1993年4月28日
経歴:サウスイースタンルイジアナ大-マーリンズ-エンゼルス-パイレーツ
 
 ケラーは、2021年シーズンにメジャーで32試合にリリーフ登板。今シーズンから阪神タイガースに活躍の場を移し、MLB移籍した守護神ロベルト・スアレス(現サンディエゴ・パドレス)の後釜として期待された。
 
 コロナ禍による渡航制限の影響で来日が遅れ、調整不足も懸念されていたが、3月25日東京ヤクルトスワローズとの開幕戦で1点リードの9回に初登板。しかし、山田哲人、ドミンゴ・サンタナに被弾し敗戦投手となり、同29日広島東洋カープ戦でもピンチを作って降板し、二軍落ちとなった。
 
 降格後は13試合連続無失点など調子を上げ、6月7日に一軍再昇格。安定した投球と高い奪三振能力で信頼を取り戻し、勝ち試合での起用も増加した。
 

 
 シーズン途中には新型コロナウイルス感染による離脱もあったが、7、8月は計11試合を投げ無失点に抑えた。その後も結果を残し、最終的に34試合登板、3セーブ8ホールドポイント(3勝5ホールド)、防御率3.31をマーク。奪三振率は脅威の12.67を叩き出した。

ディートリック・エンス


投打:左投左打
身長/体重:185cm/97kg
生年月日:1991年5月16日
経歴:セントラルミシガン大-ツインズ-レイズ
 
 2021年はメジャーで自己最多の9試合に登板したエンス。オフに退団を決め、埼玉西武ライオンズへ入団した。
 
 渡航制限の影響で来日が遅れ、開幕には調整が間に合わなかったが、4月10日の福岡ソフトバンクホークス戦で初登板。5回1安打無失点の好投で、来日初勝利を飾った。その後も安定した投球でローテーションを守ったが、6月29日の北海道日本ハムファイターズ戦で左足首に打球が直撃し、登録抹消となった。
 
 復帰登板では白星を手にしたが、夏場以降はやや打ち込まれる試合が目立った。それでも9月4日のソフトバンク戦で2桁10勝に到達。外国人左腕の2桁勝利は、チーム69年ぶりの快挙となった。
 

 
 最終的に23試合(122回1/3)を投げ、10勝7敗、防御率2.94をマークし、チームのクライマックスシリーズ(CS)進出に貢献した。また、本拠地・ベルーナドームを得意とし、同球場では7勝、防御率1.80と圧巻の成績を残した。

タイロン・ゲレーロ


投打:右投右打
身長/体重:203cm/112kg
生年月日:1991年1月9日
経歴:ドミンゴベンケスビオホ高-パドレス-マーリンズ
 
 MLB通算113試合登板を誇るゲレーロ。2メートル超の長身から投げ下ろす速球は、最速167キロを計測。セットアッパー候補として2022年から千葉ロッテマリーンズでプレーすることとなった。
 
 開幕戦となった3月25日東北楽天ゴールデンイーグルス戦の8回にNPBデビューを飾り、2奪三振といきなり持ち味を発揮した。課題の制球難を露呈する試合もあったが、好リリーフを続けてセットアッパーの地位を確立。5月、6月にはともには7ホールドを記録した。
 
 疲れの見える8月も5ホールド、防御率2.25の好成績。しかし、9月10日の楽天戦で左足首を痛めて登録抹消となり、そのまま今シーズンを終えることとなった。
 

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