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神宮大会初出場の北陸は友廣ー平田のバッテリーが中心 阪急ブレーブス風ユニホームも注目!

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友廣陸

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 福井県勢同士の決勝対決となった22年秋季北信越地区大会を制したのは、県大会3位校として出場した北陸だった。県1位校で今大会も優勝候補筆頭と言われていた敦賀気比を延長13回タイブレークの末に下して北信越大会としては68大会ぶり3度目の優勝。秋季大会としては34年ぶり2度目の優勝となった。

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 バッテリーを中心とした守りのチームと言っていいのだが、このバッテリーは打線もクリーンアップを任されており、まさに攻守の要と言っていいであろう。エースで4番の友廣 陸投手(2年)は185センチ、77キロという長身でスラリとした体格だが、リーチもあるので角度のある直球は、打者としても、なかなかタイミングが取り辛いであろう。切れのいいスライダーも有効だ。打者としても、2回戦の日本航空石川(石川)でも先制打を放っているように、勝負強さがある。

 また、捕手の平田 海智捕手(2年)は、好リードも光ったが、捕ってからの素早い送球も定評があり、何度か盗塁を阻止してピンチを救っている。林孝臣監督は、「3位校としての出場でもあり、負けて元々というワケではありませんが、開き直って淡々と戦っていくことができたのがよかった」と、ベスト4進出を果たした段階で語っていたが、選手たちも戦いながら自信を深めていったようだ。かつての阪急ブレーブスを彷彿させるような色合いとデザインのユニホームの北陸が、北信越から新たな風を吹かせそうな勢いだ。

(文=手束 仁)

【北信越大会のベンチ入りメンバー】

1 友廣 陸投手(2年)
2 平田 海智捕手(2年)
3 児玉 知駿内野手(2年)
4 中浦 進優内野手(2年)
5 谷嵜 朋史内野手(1年)
6 稲葉 陽士内野手(2年)
7 小矢 宙歌外野手(1年)
8 小南 亮太外野手(2年)
9 水野 伸星外野手(1年)
10 笹井 多輝外野手 (2年)
11 鳴海 凱斗投手(1年)
12 中川 空投手(2年)
13 野路 也真斗内野手(2年)
14 宮本 健太郎内野手(2年)
15 山根 慎之介内野手 (2年)
16 岩本 陽向内野手(2年)
17 宮脇 隆之介外野手(2年)
18 竹田 海士投手(1年)
 
   

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