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鹿屋中央vs徳之島

高校野球ドットコム

力の差を痛感・徳之島

鹿屋中央・板敷

<第151回九州地区高校野球大会鹿児島県予選:鹿屋中央12-0徳之島>◇6日◇準々決勝◇平和リース

 鹿屋中央は2回表、1死満塁で1番・村山 源(2年)の走者一掃左越え二塁打で3点を先制。4番・板敷 風哉(2年)左前適時打も出て計4点を先取した。

 4回は4番・板敷の右前2点適時打、7番・野﨑 来輝(2年)の右越え2点適時二塁打で4点を追加。5回も打者一巡で5安打を集中して4点をダメ押した。4番・板敷は3安打5打点の活躍だった。

 徳之島は4回裏2死一、二塁として代打・久保聖(1年)が中前打を放つも好返球に阻まれ、本塁が遠かった。

 徳之島は強豪・鹿屋中央の前に5回コールド負け。正岡 大暉主将(2年)は「(相手が)強かったです」と思わず、脱帽した。

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 毎回走者が出てピンチを背負った。初回、3回は無失点で切り抜けたが、2、4、5回は相手打線のつながりを止めることができなかった。投・打・走、基本的な技術が優れているのはもちろん「打席に入る間合い、判断のスピードなど見えない部分」(地頭所 眞人監督)の力の差を顕著に感じた。

 鹿屋中央は、各打者が自分の打てる間合いに引き込んで自分のスイングをしていた。少しでも送球が逸れれば、迷いなく先の塁を陥れていた。「気がついたら点が入っていた。自分たちが目指す野球を相手にやられていた」(地頭所監督)。

 当たり前に甲子園を目指す強豪私学の力の差を見せつけられたが、一方で「7月からキャッチボールとトスバッティングを重点的に取り組んだ成果は見えたところもあった」(地頭所監督)。3回には1死一塁の中前打で中堅手・町田 幸正(2年)が好送球で三塁アウトをとった。得点こそできなかったが、4回裏は3安打を集中し、点がとれる寸前のシーンは作った。

 この冬は「この試合で感じた力の差をどう埋めていくか、日常生活の意識から変えていきたい」と地頭所監督。正岡主将は「次はこのクラスのチームが相手でも勝てる力をつけて、また鴨池に帰ってくる」と雪辱を誓っていた。

(取材=政 純一郎)

 
   

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