投げては東海大相模相手にも好投を見せた小宅 雅己投手(1年)が好投した。しなやかなフォームから繰り出す常時130キロ〜137キロの直球を内外角だけではなく、高めも使いながら空振り三振を狙う投球。切れのあるスライダーを交え、7回を2失点に抑えた。
リリーフとしてマウンドに上がった松井喜一投手(2年)は8回裏に3ランを打たれ、9回裏にも1点を取られ、1点差に迫られたが、逃げ切りに成功し、関東大会出場を決めた。
打線はかなり仕上がっており、対戦相手のレベルが一気に上がる4回戦以降では1本ずつホームランが出ている。この打線の破壊力は関東大会でも強みとなるだろう。そして2016年の秋季大会以来となる県大会優勝はなるか注目だ。
(取材=河嶋 宗一)