『ドラゴンボールZ G×materia THE YAMCHA ヤムチャ』(バンプレスト)

【画像】全然違う? 武術というか「ケンカ」が強そうな金髪チンピラの「ハリウッド実写版ヤムチャ」(3枚)

彼らをもっと見たかった……

 1984年に連載がスタートした大人気マンガ『ドラゴンボール』はワクワクするバトルシーンだけでなく、魅力的なキャラクターたちにも心をつかまれます。10年以上の連載で、数多くのキャラが登場しましたが、なかにはネットで「アイツにはもっと活躍してほしかった」「強くはなくても使いどころはもっとあったんじゃないか」などの意見が出るキャラもいるようです。

 初期に登場したキャラクターにはファンが多く、なかでもクリリンよりも先に悟空に出会っているヤムチャは根強い人気を誇っています。死亡シーンがフィギュア化されていたり、『DRAGON BALL外伝 転生したらヤムチャだった件』が作られていたりと話題性の高いキャラクターであるヤムチャに対して、ネット上では「ネタキャラになってるけど、もっとレベルアップさせてがっつりバトルに出してほしかった」「繰気弾極めれば、意外な伏兵として悟空をアシストできたのでは」「サイバイマン戦の敗北からヤムチャが急成長したら最高だった」「天下一武道会で1勝くらいさせてもよかったと思う」といった声が上がっていました。

 他にもヤムチャの相棒プーアルや、初登場時には孫悟空と互角の強さを見せたヤジロベーにも「プーアルの変身能力はもっと本筋に絡ませられたはず」「ヤジロベーは舞空術習得すればもっと強くなれた」と、「もったいないキャラ」として名前が出ています。

 また『ドラゴンボール』では、ベジータやピッコロなど、敵として登場したものの、後には共闘するキャラも多いです。ただ、負けて死亡したままのキャラも多く、なかでも悟空の兄であり『ドラゴンボール』シリーズの新展開のきっかけにもなったサイヤ人ラディッツには、仲間になってほしかったという意見が出ていました。

 桁違いの強さで孫悟空とピッコロを同時に圧倒し、読者に衝撃を与えたものの、その後さらに強力なキャラクターが続出して、「格下感」が出てしまったラディッツに関して、「数少ない悟空の肉親なのに」「クズキャラからの成長があれば熱かったのに」と、今も残念がる声も少なくないです。

 また「退場」を惜しむ人が多数いたのが、人造人間16号です。孫悟空を倒すことを目的に作られた人造人間でしたが、穏やかで心優しい性格で、敵キャラクターであるセルと闘っています。最後には「オレのスキだった自然や動物たちを守ってやってくれ」と孫悟飯に言い残し、その後の登場はありません。インパクトのある見た目や魅力的な性格でファンも多く、ネット上では「強くて優しくて好きだったな。もっと出て欲しかった」などの声が上がっています。