ミッションオイルの交換時期は?
ミッションオイルの交換時期に関しては、使っている車や環境によって違ってくるので、一概に言うことはできません。まずは、愛車の状態を確認してみましょう。
ギアの入りが少しでも悪くなっていたら、間違いなくギアが摩耗しているので、即交換です。
また、ギアの入りが悪くなっていなくても、使っている以上ギアは必ず摩耗していくので、長くても2年毎、または走行距離20,000km毎を目安にミッションオイルを交換しましょう。2年毎に交換する場合、車検の更新時に交換するのがおすすめです。
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ミッションオイルの交換方法
ミッションオイルの交換はどこでできる?
ミッションオイルは、ディーラーやカーショップなどで交換してもらうことが可能です。
しかし、普段から車のメンテナンスをしている方などで知識があり、工具などもあるという方ならご自身で交換することも可能です。
ここからは、自分でミッションオイルを交換する方法を紹介していきます。
ミッションオイル交換に必要なもの
- 新しいミッションオイル
- 灯油ポンプ
- ドレンプラグレンチ
- 廃油処理箱
- ジャッキかスロープ
ミッションオイルの交換方法
①車体を持ち上げる
まずは車体を持ち上げて、オイル交換ができるスペースを確保しましょう。通常はジャッキを使いますが、画像のようにスロープを使って持ち上げることもできます。
ただし、作業途中で車が動き出した場合、大怪我をすることになるので、サイドブレーキを引いておくことを忘れないでください。
②古いミッションオイルを抜く
車体を持ち上げたら、古いミッションオイルを抜いていきましょう。まずは上図赤丸1のフィラーボルトを外してから、赤丸2のドレンボルトを外します。
そしてドレンボルトを外した所から古いオイルを抜いて、廃油処理箱に入れましょう。
③新しいミッションオイルを入れる
古いオイルが完全に抜けたら、ドレンボルトをしっかり締め、フィラーボルトの締まっていた穴から、新しいミッションオイルを入れていきます。
灯油ポンプで簡単に入れることができますが、冬場はオイルが硬くなっていて、入れづらいこともあるので、その場合は少し温めてから入れましょう。
また、埃やゴミといった異物がミッションオイルに入ると、故障の原因となるので、極力注意するようにしてください。
④フィラーボルトを締める
ミッションオイルを入れていて、画像のように穴からオイルがこぼれてきたら満タンです。フィラーボルトを締めて、ジャッキから車を降ろして終了しましょう。