ミッションオイルとは?

オイル
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マニュアルトランスミッションの内部

ミッションオイルとは、MT(マニュアルトランスミッション)車にとって必須のオイルでギアオイルとも呼ばれます。マニュアルトランスミッションは複数のギアが組み合わさって可動しており、ミッションオイルにはこのギアをスムーズに動かす潤滑剤の役割があります。

古くなったミッションオイルを使い続けていると、トランスミッション内のギアが潤滑不良に陥って摩耗していき、最終的にはギアが割れてしまうので、ミッションオイルは定期的に交換しましょう。

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ミッションオイルとデフオイルの違いは?

トランスミッションに使われるオイルをミッションオイル、ディファレンシャル(ディファレンシャル車がカーブを曲がるために必要なパーツ)に使われるオイルをデフオイルと言われることもあります。

ミッションオイル同様の効果があります。

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ミッションオイルの種類と選び方

ボトル
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ミッションオイルには、米国石油協会(API)が定めた規格でGL(Gear Lubricant)規格に基づいて分別されています。

GL-1からGL-6までの6等級に分けられてますが、ハイフンのあとの数字は極圧添加剤の配合量を示しており、数字が大きいほど保護性能が高いということになります。

GL-1とGL-2は普通自動車に不向きなため、使用されることはほとんどありません。一般的に使われているミッションオイルの等級はGL-3、GL-4になります。

ミッションオイルの粘度

ミッションオイルの粘度はエンジンオイルと同じように、SAE規格という規格にもとづいて表示されます。

例えば、ミッションオイルの缶に「75W-80」と表記される場合、75Wは低温時のオイルの粘度で数字が小さくなるほど性能が上がります。また、ハイフンの後の80は高温時におけるオイルの粘度で数字が大きくなるほど性能が上がります。

一般的には車の説明書に記された、メーカー指定の粘度を持つミッションオイルを使い、それ以外のミッションオイルを使うメリットはありません。説明書を読んで、適正な粘度のミッションオイルを買いましょう。

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