交通事故に遭いにくい車の色は?

渋滞する道
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白や黄色は交通事故に遭いにくい?

膨張色である白やアイボリー系は、遠くからでも車が大きく明るく見えるので視認性が高く、事故に遭いにくいと言われています。

また、赤、黄色、オレンジなどの暖色系のカラーも目立つので、視認性が高いと言われています。特に赤や黄色は、心理的に警告や注意を表すため、目を惹きやすいかもしれません。

一方で、視認性とは別の視点となりますが「派手な色で目立つ車に乗っている人ほど自己顕示欲が強く、危険な運転をしそう」という声も聞かれます。

黒や青は交通事故に遭いやすい?

黒は、暗くなると見えにくいうえ、ボディが引き締まって見えるため、視認性が低く、事故に遭いやすいと言われています。路上駐車OKエリアや夕暮れ時のまだライトを点灯していない時間帯などでは、注意したほうがよいでしょう。

また、青や紺などの寒色系のカラーもボディが引き締まって見え、実際より遠くに車があるように見えてしまうそうです。信号のない交差点などは注意したほうがよいでしょう。

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汚れやキズが目立ちにくい車の色は?

汚れやキズが目立たないのはシルバーやグレー

シルバーやグレーは汚れもキズも目立ちにくい色のため、洗車やキズのお手入れをほとんどしない、したくないという人におすすめです。きちんと拭き上げをしなくても水垢やウォータースポットが目立ちにくいので、洗車機での時短洗車にも向いています。

白は水垢や泥に注意したいが、お手入れは簡単

白は水垢や泥はねが目立ちますが、小キズは目立ちにくい傾向があります。水垢や雨シミができないよう、水分を拭き取ったり落としたりするのがおすすめです。面倒な人は撥水・親水コーティングをかけてもOK。

黒は水垢やキズ、花粉、黄砂などに注意

黒は汚れやキズが目立ちやすい傾向があります。同様に、花粉や黄砂による汚れにも注意したいです。洗車後はしっかり拭き上げて、水垢やウォータースポットができないように気をつけるのがコツ。黒の新車を購入したら、車がきれいな納車前までにガラスコーティングをかけてもらうのがおすすめです。

どんなカラーもパールやメタリックがおすすめ

汚れやキズは、ソリッドカラー(パールやメタリックが入っていない色)よりも、パールやメタリック系の方が目立ちにくい傾向があります。同じく、経年劣化による色あせも、パールやメタリック系の方が少ない、目立ちにくいです。これは各カラーの塗装の上に、パールやメタリックの層が乗っているためです。

汚れやキズが気になる方は「●●パール」や「●●メタリック」などの名前のボディカラーを選ぶとよいでしょう。新車の場合、パールやメタリック系はソリッドカラーに比べてプラス料金がかかりますが、それを加味してもおすすめのカラーです。

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