人気のルアーメーカー・デプスからは、さまざまなバス釣り用ルアーがリリースされています。
クランクベイトなら、イヴォークシリーズ。
その中で最も大きいサイズなのが、イヴォーク4.0です。
いったいどのように使えば有効なのか、実釣インプレも絡めてご紹介しましょう。
イヴォーク4.0ってどんなルアーなの?
イヴォーク4.0とは、デプスから発売中の、バス釣り用クランクベイトのことです。
フローティング仕様で、頭部アゴ下から面積広めのスクエアリップが突き出ています。
全長は、なんと100mmもあります。
イヴォークシリーズには、これよりも小さなボディサイズが4つラインナップされています。
にしても100mmは、なかなか他に類をあまり見ないサイズといえるでしょう。
ウエイトは、56.5g。
こちらもかなり重めで、ヘビータックルでないと背負えない設定値です。
フックは、1/0番サイズのトレブルフックが、お腹側と最後尾に装備されています。
イヴォーク4.0を、縦に輪切りにした断面図を見てみましょう。
外殻に当たる部分が、赤く塗られています。
見て分かるように、ずいぶんと薄いです。
ということは、体内の空気室の体積が、しっかりと広く取られていることに。
他に余計な壁などが設けられていないことから、ほぼ空気の塊が水中を泳ぐことになります。
お腹側に固定のウエイトが設置されているので、まさに工芸品の起き上がりこぼしと似た構造といえるでしょう。
バランス・姿勢を崩しても、すぐに元通りになるのが、起き上がりこぼしです。
そういう復元アクションのベースを、体内に保持している、イヴォーク4.0。
実際にラインに結んで、泳がせてみました。
![](https://d1e0nou58doauk.cloudfront.net/ent/wp-content/uploads/2024/05/801331460_664beba0b07813_33542972.png)
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イヴォーク4.0の実釣インプレ!
イヴォーク4.0の実釣インプレは、なかなか刺激的な内容です。
ラインに結んでキャストしてみると、重心移動システムを積んでいないのに、飛距離がしっかり伸びてくれます。
着水音は大きめで、リトリーブを開始すると、すぐにボディを左右に振る=ウォブリングアクションを発生させました。
引き抵抗は、しっかりと重め。
でも引くのが疲れる!と感じてしまうようなものではありません。
ただし、ボートやカヤックに乗ってリトリーブすると、イヴォーク4.0のほうへ乗り物が引っ張られてしまいます。
大きなボディにしては、とてもレスポンスのいい動きをキープ。
これならバスを、効率よく呼び寄せることができるでしょう。