シュノーケリングは、水面に浮かびながら海の中を観察して楽しむマリンアクティビティ。特別なトレーニングや重い装備が不要なため、老若男女問わず手軽に楽しむことができる。まだシュノーケリングをやったことがない人に向けて、ここでは、シュノーケリングをするときにおすすめな服装や必要なアイテムなどをご紹介!

目次

シュノーケリング基礎知識

シュノーケリングって何?
シュノーケリングの魅力

シュノーケリングのための基本的な服装

水着
ラッシュガード
浮力体(ライフジャケットやウエットスーツ)
マリンシューズ

季節別および経験レベル別の服装ガイド

夏季(5〜10月ごろ)
冬季(11月〜4月ごろ)

服装選びのよくある間違いとその回避策

素材の選択ミス
サイズの選択ミス

シュノーケリングで使用したウェアのメンテナンスとケア

洗浄
乾燥
保管方法
長持ちさせるには

シュノーケリングのための基本的な持ち物

フィン
マスク
シュノーケル

シュノーケリングをより楽しむためのグッズ

防水バッグ
防水ケース/水中カメラ
日焼け止めクリーム

まとめ 安全で快適なシュノーケリングを楽しむために

シュノーケリング基礎知識

シュノーケリングって何?

シュノーケリングは、シュノーケルとマスク、そしてフィンを使用して行うマリンアクティビティの一種。このアクティビティの最大の特徴は、水面に顔をつけたまま呼吸ができること。これにより、海の景色を長時間楽しみながら泳ぐことができるのだ。

シュノーケリングの魅力

シュノーケリングの魅力は、その手軽さにある。ダイビングライセンスや高度な準備が必要ないため、初めての人でも手軽に始められる。また、色鮮やかなサンゴ礁やさまざまな海洋生物を観察できるため、自然が好きな人にとっても魅力的なアクティビティ。更に、水泳が苦手な人でも、浮力体(ライフジャケットやウエットスーツなど)を着用することで安心して水中世界を楽しめる。

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シュノーケリングのための基本的な服装

シュノーケリングを安全に楽しむためには、適切な服装を選ぶことが非常に重要。ここでは、シュノーケリングにおすすめの基本的な服装と、それぞれのアイテムが持つ役割についてご紹介。

水着

シュノーケリングは水着だけでもできるが、海の中で体の保護や安全性の観点から次に紹介するラッシュガードと浮力体(ライフジャケットやウエットスーツなど)との併用が基本。

おすすめ①

装飾はなるべく少ないシンプルなもの

ラッシュガードや浮力体を身に着けるときに、フリルやリボン、大きな結び目、金具といった装飾が引っかかって着づらかったり、着た後もごわついたり違和感があり、シュノーケリングに集中できないこともあるので、なるべく装飾の少ないシンプルなものを選ぼう。

おすすめ②

上下で分かれているセパレートタイプ

水着の中には、ワンピースタイプで上下が繋がっているものもあるが、トイレをすることを考えると、上下で分かれているセパレートタイプの水着がおすすめ。セパレートタイプだと簡単に着脱でき、わずらわしさが減るのでおすすめ。

おすすめ③

体にフィットしているサーフパンツ

海パンを履いて、そのうえにレギンスを着用する場合は、膝にかかる丈でブカっとした裾広がりのものより、太もも丈ほどの裾もスッキリとしたサーフパンツやボードショーツがおすすめ。競泳用のピッタリとしたボクサータイプの水着も体にフィットして、ウェットスーツの着脱をするときもスムーズで、着た後もかさばらず快適。

ラッシュガード

ラッシュガードはシュノーケリングでは、日焼けとケガ(クラゲの毒など)の防止に必須のアイテム。シュノーケリングでは、水面に浮かび、背中側を太陽に向けた状態になる。夏や南国での強い日差しの下では気づかないうちに真っ赤になっていた!なんてこともある。ジッパータイプや頭からかぶるタイプ、フィンガーホール付きで袖がずり上がりにくいもの、さらにレギンスタイプなどもさまざまあるので、好みに合わせて選ぼう。

浮力体(ライフジャケットやウエットスーツ)

カラフルで目立つ色を選ぶと、海での視認性も高まる

特に子どもや泳ぎに自信のない方にマストで身につけてほしいのが、ライフジャケットやウエットスーツなど浮力のあるもの。浮力が確保され、安定して水面に浮かんでいることができ、疲れにくくもしてくれる。ネオプレーン製のウエットスーツは、サーフィンやダイビングで使用されることが多いが、シュノーケリングでも役立つアイテム。安全性を高めるだけでなく、体温の保持にも一役買ってくれるため、少し冷たい水温の場所での使用にもおすすめしたい。気軽に着られるジャケットタイプのウエットスーツもあるので、検討してみよう。

※ドライスーツとは?

ウエットスーツと体の間に水が入ることで薄い水の層を作り、体を保温する設計になっているウエットスーツと対照的に、ドライスーツは完全に防水であり、極端に冷たい水域での使用に適しているもの。ウェットスーツはより柔軟性があり、シュノーケリングのような水面での活動に適していますが、ドライスーツはダイビングなどのより深い水中活動向け。

マリンシューズ

熱い砂浜の上や岩場を歩いて水中に入るような場所では、足の保護をするためにマリンシューズの着用を推奨。フィンと足の摩擦も防いでくれる。

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提供元: ocean+α