沖縄の透明な海でフリーダイビングの練習をしたい。でも、どこでどんな風にトレーニングをするのかよくわからなくて不安…。そんなフリーダイバーのために、沖縄本島のフリーダイビングショップ「トゥルーノース沖縄」、「Freedive emu」、「OceanApe Freediving Academy」にご協力いただき、沖縄本島での海洋トレーニングの流れや注意点をまとめました。フリーダイビングの認定を取得したばかりの方や、沖縄ではじめてトレーニングする方は必見。

フリーダイビングには最適?

沖縄本島の海の特徴




沖縄本島はフリーダイビング初心者から上級者まで幅広く対応できる環境が揃っている。リーフに囲まれており、遠浅な海が多いが、恩納村周辺などは水深が急に深くなる場所が陸から比較的近く、トレーニングによく利用されている。特に真栄田岬周辺では、ビーチから5〜10分泳ぐだけで水深30m以上の場所に到達可能である。ボートを使えば100mを超えるような場所にも容易にアクセスできる。透明度は高く、30m以上先もクリアに見えることが多い。5月から8月にかけては、海況が安定しており、ほぼ毎日フリーダイビングのトレーニングが行えて、年間を通して水温が20度を切ることも少なく、3mmから5mmのウエットスーツで対応できる。また、観光地として発展してきたので、宿泊施設や生活インフラが整っているため長期滞在がしやすく、集中してトレーニングをするのにも困らない。

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フリーダイビングトレーニングに参加するのに必要な資格

ショップが開催するフリーダイビングトレーニングに参加するためには、基本的なスキルや知識が求められる。具体的には、PADIフリーダイバーやAIDA2、またはそれに相当するレベルのフリーダイビング認定を取得している必要がある。持っていない場合は、ショップやインストラクターの講習を受けて認定を得ればOKだ。

水中では水圧や流れなど陸上とは環境が変化するため、身体にもさまざまな影響が及ぶ。そのことを知らずに自己流でフリーダイビングを行うと事故の可能性も高くなる。また、バディに何かあった時のためにレスキュースキルを身につけておくことも必要だ。そのため、それを学んだ証拠として、認定が必要となっている。