『B―King』とは、琵琶湖の凄腕プロガイドたちが一挙に出演し、互いのフィッシングパフォーマンスを披露するエンタテインメント番組だ。総勢38名の出演者が目指すのは、栄誉ある”初代B-King”の座だ。これは、日本のバスシーンをけん引する『SDGマリン』と『釣りビジョン』のコラボプロジェクトで、「釣りビジョンVOD」では、その模様を独占配信する!すでにクオリファイステージ(予選)が登録なしで無料配信中、セミファイナルステージも配信中となっている。

そもそも『B-King』とはどんな番組なのか?

滋賀県の琵琶湖が、世界でも屈指のビッグバスレイクであることはご承知の通り。その琵琶湖のプロフェッショナルガイドたちは、世界中から注目されるビッグバスハンター集団といっても過言ではないだろう。そんな彼らが自分のベストパフォーマンスを披露し、”初代B-King”となる『主演男優賞』を目指す番組が『B-King』だ!。

エントリーしたのは、38名の有名プロガイドばかり。下記のような流れで選考を進めていく。

➀ハードルアー限定ルールのクオリファイステージクリアを目指して38名がパフォーマンス

➁レジェンドアングラー2名を加えてセミファイナルステージを開催

➂選ばれし4名で、2日間に渡りファイナルステージを開催、”初代B-King”となる『主演男優賞』を決定

どのステージも、評価される釣果はキーパー35cm以上、5本リミットの総重量となる(ファイナルはその2日間の合計)。ただし、評価対象は釣果のみではなく、釣りの内容やパフォーマンスまで含まれる。更にクオリファイステージではハードルアー限定、セミファイナルステージでは最初の1時間のみ主催者側が用意した「ミステリールアー」を使う…など、イレギュラーなルールも設定され、エンタテインメント性が高い内容となっている。

イベントの進行役を務めたのは、JBトップ50の有力プロ「黒田健史」。番組中でもトーナメントディレクターの柏木健作氏と一緒に解説&実況を担当。©釣りビジョン

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B-Kingの配信予定

すでに釣りビジョン公式YouTubeでは、『B-King』をより楽しむための事前予告番組が配信されているので、そちらも是非チェックしてほしい。

そして「クオリファイステージ」と「セミファイナル」の模様が、すでに「釣りビジョンVOD」で配信中だ。しかも、「クオリファイステージ」は、登録なしで誰でも無料で観られるよう公開されている。まずは、「釣りビジョンVODアプリ」をダウンロードして、無料配信のクオリファイステージをご覧いただきたい!

B-King釣りビジョンVODでの配信予定表。合計5つの番組を配信する。©釣りビジョン

クオリファイステージ、スタート前に説明を受けるAグループの出演者たち。©釣りビジョン

単なる「ハードルアー限定」ではなかったクオリファイステージ!

”ハードルアー限定”ルールで開催されたクオリファイステージには、38名の出演者がAグループとBグループに分かれて時間差でスタート。”ハードルアー限定”といっても、すべてのハードルアーが使用できるわけではない。シャッドやi字系などの、フィネスなハードルアーも使用が禁止されている。つまり、原則的に『小さなルアーは使わずに、ハードルアーを巻いて釣れ』ということなのだ。琵琶湖では比較的ソフトルアーを得意とするガイドが多いので、このルールの影響力は計り知れない。実際、クオリファイステージはこのルールによって出演者の明暗が分かれたといっていいだろう。

クオリファイステージで先にスタートしたのがこのAグループ。顔ぶれは豪華の一語。JBで活躍し、現在はアメリカで戦うサムライアングラーの北大祐と小池貴幸。JBトップ50参戦中で特に魚探のスキルに定評のある武田栄喜。関東での経験も深い島後英幸。フィネスからビッグベイトまで使いこなす西平守良。JBで旋風を起こしている山下一也など、主演男優賞の有力候補がひしめくメンバーだ。©釣りビジョン

クオリファイステージ後半にスタートしたBグループ。抜群の知名度を持つ「たまらんばい」永野総一朗。琵琶湖ガイドの精神的支柱ともいえるベテランの國澤高士。デプスのテスターで常にハイウエイトを叩き出せる川崎了と林陸功。関東の釣り方で頭角を現し、北湖を得意とする近松卓二。琵琶湖のピンポイントを知り尽くす男、仲和也。個性の強さとデカバスの匂いがプンプンする野武士集団だ。©釣りビジョン

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クオリファイステージの展開は?

思い思いのポイントまでボートを走らせハードルアーをキャストする出演者たち。クオリファイステージをクリアするには、それなりのビッグウエイトが必要なはずだ。だがハードルアーだけでビッグウエイトを叩き出すのは簡単ではない。それに、ファイナルステージまで上りつめたら、トータル4日間釣りをすることになる。つまり、自分の魚をクオリファイステージで釣り切ってしまうと、その後の釣果が落ちるという危険性まであるのだ。かといって、手加減して生き残れるようなメンバーでもない。多くの出演者がそんな複雑な想いを抱えていたに違いない。

Aグループのスタート風景。琵琶湖大橋をくぐって、南湖へ行くか? 180度ターンして、北湖を目指すか? ここが命運をかけた大きな分かれ道だ。©釣りビジョン

クオリファイステージでは、38名の出演者のうち、8名の有力アングラーにカメラが同船した。これは西平守良艇。©釣りビジョン

琵琶湖艇王を制したこともある川崎了にもカメラが同船。彼には午後1時を回ってから、チャンスが巡ってきた!©釣りビジョン

トーナメンターとしてはずば抜けた実績を誇る北大祐。琵琶湖のガイドでもあるのだが、今回は苦戦を強いられた。©釣りビジョン

12時を回ってから、大きく動いたクオリファイステージ!

天候は快晴。水温も上昇して、ほどよい風も吹いている。琵琶湖そのもののコンディションは決して悪くはなかった。しかし、午前中から調子よく釣れたのはほんの一握りの出演者のみ。多くの出演者が、バス自体をキャッチできないというシビアな状況になってしまったのだ。事態が風雲急を告げたのは12時を過ぎてからだった。今回キーとなったジャイアントベイト「クラッシュナイン」を使っていたアングラーたちが、続々とビッグバスをキャッチしたのだ!ビッグバスが乱舞する模様は、ぜひ「釣りビジョンVOD」で堪能していただきたい。果たして、セミファイナルへと駒を進めた出演者は、どんな顔ぶれだったのだろうか? 

主演男優賞の有力候補の一角である川崎了が、後半に入ってから仕留めたビッグバス。ルアーはクラッシュナイン(DRT)。©釣りビジョン

伊藤晃一は、ランカ(カエス)のミドスト的アクションでバスを呼び、Bカスタム(デプス)で食わせるという、2種のスピナーベイトの異色ロ-テーションでバスを確保!©釣りビジョン

小島明久はクラッシュナイン(DRT)でこの3キロオーバーを鮮やかに出した。©釣りビジョン

國澤高士はクラッシュナインとゴースト(共にDRT)で2本キャッチし、総重量5キロを超えた。©釣りビジョン

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