日本庭園を中心に据えた名邸「起雲閣」や、エレベーターで移動も楽ちんな「熱海城」、熱海では貴重な富士山展望スポット「十国峠」など、シニア世代におすすめしたい、熱海の観光スポットをご紹介します。
1.起雲閣
大正8年(1919年)に築かれた別荘が元となっている邸宅。かつて旅館として使用された時代には志賀直哉や太宰治ら文豪も宿泊した名邸で、現在は市が所有し、観光施設として一般公開されています。
約三千坪の敷地に建つ邸宅内は、まず受付をして靴をロッカーにいれ、スリッパに履き替えてから順路に沿って見学します。和館・洋館といくつか建物が続きますが、いずれも渡り廊下で繋がっているので移動に不便は感じないでしょう。
また敷地の中心に据えられた日本庭園は広さ一千坪にも及ぶ池泉回遊式庭園で、どの建物からも鑑賞できる設計。眺めるだけでなく散策も可能なので、建物の見学を終えた後にぜひ庭園も歩いてみてください。
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2.熱海城
海辺の断崖・錦ヶ浦の上に建つお城。“熱海城”は歴史上には実在せず、あくまで観光用に造られた模擬天守ではありますが、9階建ての城内はエレベーターが設置されているため階段を利用する必要がなく、シニア世代にもおすすめの観光スポットです。
photo by yuuyaさん
360度のパノラマで熱海の街と海を見下ろせる最上階の展望台へも、エレベーターに乗ればあっという間にたどり着けます。一通り城内を見学した後は、1階に置かれている無料のマッサージチェアや、1階バルコニーに設置されたジェット付き足湯で一休みしましょう。