「所沢から日本の観光大国化を実現」(西武HD)

西武ホールディングス(HD)は、「西武園ゆうえんちを起点に、所沢をはじめとする埼玉を中心にした関東の活性化、日本の『観光大国』化」を企業目標に掲げます。具体的には、「所沢エリアを通過する街から『働きたい、住みたい、訪れたい』街へ、そして選ばれる沿線へ」。

西武園ゆうえんちへの移動手段は、西武鉄道ほぼ一択。池袋線、新宿線の主要2路線どちらからもアクセスでき、鉄道に相乗効果をもたらします。

所沢エリア開発では、西武園ゆうえんち以外にも所沢駅東口、西口双方の開発、ベルーナドームのボールパーク化などの話題が目白押しです。

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「アフタヌーンティーをグレードアップ」(黄昏号)

ラストは、本サイトでも話題を呼んだ「食堂車レストラン 黄昏号」の最新情報。コンセプトは、「豪華列車の旅の体験と食が実際に味わえる極上のエンターテインメントレストラス」。1960年代の豪華列車の食堂車がモチーフで、車窓のディスプレーには昔の東京の街並みやレンガ造りのホームなどが映し出されます。

乗車時(レストランへの来店時)、乗客のテーブルにアフタヌーンティーセットが用意されますが、今春からスイーツ類のメニューをグレードアップ。ストーリー仕立てで演じられる、90分間の豪華列車の旅への期待をふくらませてくれます。


「黄昏号」の乗客を迎えるアフタヌーンティーセット。スイーツ類は選択式でなく、全メニューが味わえます(写真:西武園ゆうえんち)

もう一つ、鉄道ファンにお勧めアトラクションが「チャレンジトレイン 出発進行!」。一周約200メートルの線路を発車、警笛鳴らせ、停止といった指示に従いながら走行します。走り終えると運転操作を自動採点。ファミリーのほか、鉄道ファンの〝乗務〟も多いそうです。


鉄道ファン注目のアトラクション「チャレンジトレイン」。車両によってハンドル操作は微妙に違うそう。「さすが、西武のゆうえんち」の声もちらほら(写真:西武園ゆうえんち)

記事:上里夏生