トヨタが新型「カムリ」とクラウン「エステート」を日本時間2023年11月15日に同時公開へ!

■新型クラウン「エステート」が復活。カムリは海外向けモデルに


新型クラウン「エステート」のティザー画像

米・トヨタは2023年11月7日(現地時間)、新型「クラウン エステート」のティザー画像を公開しました。

10月24日には「何か新しいことがすぐそこまで来ています」と紹介しており、今回は「私たちと一緒に新たな高みへ行きましょう。トヨタ クラウンによる新たな冒険は11月14日午後10時に始まります」と、具体的な新型公開日時も紹介。

2点の画像が事前公開されており、いずれも同車のリヤ周りの一部となっています。


新型クラウン「エステート」のリヤビュー

日本時間では11月15日(水)正午に公開されることになります。

一方、日本の公式サイトでは同車の内外装や車両サイズが公開されており、それによると全長が4,930mmで、全幅は1,880mm、全高1,620mmでホイールベースが2,850mm。


新型クラウン「エステート」のフロントマスク

2022年9月に先行導入された「クロスオーバー」比で40mm広く、80mm高いサイズ感で、イメージ的にはリフトアップされたステーションワゴンといったところでしょうか。

2007年に姿を消して以来、16年が経過しますが、今年度内に発売されるクラウン「エステート」に再び注目が集まりそうです。

●次期カムリは国内から撤退するも米国では注目度大


現行トヨタ カムリのエクステリア

カムリは全世界100ヵ国で販売しているベストセラーカーで、カローラ セダンと共にトヨタの屋台骨を支える世界戦略車。

特に北米市場では、乗用車部門で長年に渡り販売台数トップの実績を誇ってきました。


現行トヨタ カムリのリヤビュー

現行の10代目(2017年7月~)は「TNGA」に基づき、プラットフォームやパワートレーンなどを完全新開発した点が大きな特徴ですが、近年のSUVやミニバン人気に押され、月間数百台レベルの国内販売が続いたことなどから、トヨタは2023年4月に公式サイトで2023年内をもって日本でのカムリ生産を終了すると発表。

「長い間たくさんのお客様にご愛顧いただきました。誠にありがとうございました」というコメントが添えられており、カムリは11代目から海外専用モデルとなります。

●新型カムリはクラウン「スポーツ」似のフロントマスクに!?


新型「カムリ」のティザー画像

そうしたなか、米国トヨタが11月9日(現地時間)、11代目カムリの車体後部とみられるティザー画像を公開しました。


新型「カムリ」のティザー画像

同社は10月19日の初回ティザーで、次期カムリとみられるフロントマスクを公開しており、クラウン スポーツに似た“ハンマーヘッド”タイプのDRL装備が明らかになっています。


新型「カムリ」のエクステリア(筆者予想)

「新しい夜明けがやってくる。地平線上に何が起こるか推測できますか?」や「トヨタ カムリは妥協なく新たな高みへ」とする見出しを添えており、画像には「AWD」「HEV」のエンブレムが見て取れます。

トヨタは次期カムリを11月14日(現地時間)に公開するそうですが、今回のフルモデルチェンジでどのような姿に生まれ変わるのか、国内の同車ファンから複雑な思いで注目されることになりそうです。

(Avanti Yasunori)