7.端島(長崎)


photo by みみみーさん

長崎港から南西の海上約17.5kmの場所にある、通称”軍艦島”とよばれる島。大きさは南北に約480m、東西に約160mととても小さく、明治から昭和にかけて海底炭坑によって栄えました。最盛期の1960年(昭和35年)には、当時の東京都区部の9倍もの人口密度でしたが、1974年(昭和49年)に閉山、現在は無人島になっています。


photo by Reina*さん

世界遺産「明治日本の産業革命遺産」を構成する資産のひとつで、ツアーでのみ上陸が可能です。高層ビルが建ち並ぶ側には安全面から訪れることはできませんが、かつての炭坑の現場を含め3つの見学スポットに立ち入ることができます。


photo by ta03z14さん

世界的に類を見ない島の成り立ちにも驚きますが、ガイドさんが当時の過酷な労働環境についても教えてくれ、炭坑という仕事や日本の歴史について深く考える機会となります。

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端島

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8.明礬温泉(大分)

別府八湯のなかで最も標高が高いところにある温泉地。”湯の花小屋”とよばれる、わら葺きの三角屋根の小屋が点在しているのが特徴的で、鉄輪温泉とともに「別府の湯けむり・温泉地景観」として国の重要文化的景観に選定されています。

明礬温泉の人気スポット「明礬 湯の里」では、”湯の花小屋”の見学や絶景露天風呂、別府グルメ、そして温泉コスメの購入などができます。

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明礬温泉

9.虹の松原・唐津城(佐賀)

静岡県の「三保の松原」と、福井県の「気比の松原」に並ぶ”日本三大松原”のひとつ。唐津湾の海岸沿いに長さ約4.5km、幅約500mに渡って約100万本のクロマツ林が広がり、日本三大松原の中でも最大規模を誇る景勝地です。鏡山展望台は「虹の松原」を見渡すビュースポットとなっており、青い空と海に、濃い緑の松のコントラストが見事です。


唐津城

虹の松原とあわせて訪れたいのが、唐津藩の初代藩主・寺沢志摩守広高が、7年の歳月をかけて慶長13年 (1608年)に築城した唐津城。明治4年(1871年)に廃藩置県によって廃城となり、本丸跡は舞鶴公園として整備されました。現在の天守閣は昭和41年(1966年)に復元されたもの。城内は唐津藩時代の絵図や甲冑、武具などの展示室となっており、歴史・文化を学ぶ事ができます。


唐津城天守閣より望む虹の松原

そして最上階は展望台になっており、名勝「虹の松原」や唐津湾を見渡します。夜にはライトアップも行われています。

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虹の松原

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唐津城

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10.浜野浦の棚田(佐賀)


photo by love♡travelさん

玄海町にある「浜野浦の棚田」は、深い入り江のような地形を成している浜野浦の斜面に、総数283枚の田んぼが連なっています。

もともとは、かの有名な豊臣秀吉が朝鮮出兵の為に築かせた名護屋城に携わった石工集団がこの地に定着し、長い年月をかけて代々築かれたことが由来とも言われている浜野浦の棚田。地形を活かした見事な作りになっている棚田の光景も圧巻ですが、真に浜野浦の棚田が美しくなるのは、ちょうど田植えのシーズンとなる4月中旬から5月上旬にかけての季節です。


photo by hanagonさん

開けている海の向こうにちょうど夕日が落ち、田植えの為に水が張られた田んぼがまるで空を映す水鏡のような役割を果たして、辺り一面がオレンジの夕焼け色に染まる光景は、お見事としか言いようがありません。美しい棚田を眺めながら、ゆっくり時間が過ぎるのを楽しみたい、大人旅におすすめの観光スポットです。

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浜野浦の棚田

11.知覧武家屋敷庭園群(鹿児島)

”薩摩の小京都”ともよばれる知覧。約700mの道沿いに、今から260年ほど前につくられた武家屋敷が立ち並び、国の重要伝統的建造物群保存地区に選ばれています。

また国の名勝に指定されている7つの庭園も見事で、共通入園券で見学ができます。

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知覧武家屋敷庭園群

12.環境芸術の森(佐賀)


photo by アウトドア大好きひろさん

厳木町にある標高887mの作礼山の麓に位置する「環境芸術の森」は、約30haの私有林。近年は、敷地内の「風遊山荘」にある漆のテーブルに、新緑や紅葉がリフレクションする光景が絶景だとして、インスタグラムを中心に話題となっています。「風遊山荘」は新緑の季節である4月中旬〜6月中旬、そして紅葉の季節である11月に特別観覧を行なっています。観覧期間中は、1階のカフェでコーヒーや甘酒の販売もしています。


photo by hmdさん

佐賀有数の紅葉の名所であり、敷地内には1万本以上のカエデやイチョウが植えられ、リフレクションのみならず、紅葉そのものの美しさが圧巻です。

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環境芸術の森

13.日田豆田町(大分)


フォトジェニックな町並み

天領の町として栄えた豆田町には、往時の風情を残す街並みが広がっています。電柱や電線を地中に埋め景観を保っており、国の重要伝統的建造物群保存地区にも選定。歴史ある建物をリノベーションしたカフェや雑貨店なども軒を連ね、散策が楽しめるスポットです。

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日田豆田町

14.宇佐神宮(大分)


photo by 早織さん

全国に約44,000社ある八幡宮の総本社(総本宮)です。オールマイティにご利益があるとされ、参拝方法は出雲大社と同じ「二拝四拍手一拝」。境内にはおひとり様なら両脚で、夫婦・恋人同士なら手をつないで一緒に踏むと縁が深まる「夫婦石」や、一生に一度だけ願いを叶えてくれる「願掛け地蔵」などのパワースポットがあります。

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