3.武雄温泉(佐賀)
photo by じゅんいち87さん
1300年の歴史をもつ温泉で、江戸時代には宮本武蔵やシーボルト、吉田松陰なども訪れたと言われている名湯です。疲労回復に効果があると言われ、豊臣秀吉が朝鮮出兵の際に兵士の湯治場として利用したという歴史も。大人のリフレッシュ旅行にはもってこいの旅先です。
元湯には何十年も毎日のように来ている常連さんもいます
温泉の入口にはシンボルの朱色の楼門がたち、「元湯」「蓬莱湯」「鷺乃湯」の3つの公衆浴場を備えます。「元湯」は現存している木造建築共同浴場では最古のお風呂です。
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4.阿蘇山(熊本)
photo by michiphotoさん
熊本にある阿蘇山は、実は阿蘇五岳という5つの山の総称。阿蘇山という名前の山はありませんが、見どころの多い人気の観光地です。
阿蘇五岳のうち、現在も活発な火山活動を生で見られるのが「中岳」。中岳には7つほど火口があり、そのうちの「第1火口」が、観光客が観覧できる火口となっています。この火口周辺には遊歩道が設置されており、ゴツゴツとした溶岩流に覆われた景色を見ながらの散歩は、他ではなかなかできない貴重な体験です。
photo by こーへーさん
また烏帽子岳(えぼしだけ)の北麓に広がる直径約1kmの草原「草千里ヶ浜」は約2万7000年前の火口跡で、中央には大きな池があり、馬が放牧されている光景が牧歌的です。引き馬に乗って草原を散歩するなどの体験もできます。
photo by 早織さん
そして「大観峰」は阿蘇北外輪山の最高峰で、標高は936m。熊本随一の景勝地で、阿蘇五岳を見渡すことのできる場所です。以前は遠見ヶ鼻と呼ばれていましたが、この地を訪れたジャーナリストの徳富蘇峰が、雄大な眺めに感動し「大観峰」と名付けたのだそう。
photo by めりさん
阿蘇の外輪山の北・熊本県の南小国町にある「押戸石(おしといし)の丘」は、広々とした草原の中に、大小数百ほどの巨石群が並ぶ光景がめずらしい景勝地です。これらの巨石群は古代の巨石文化遺跡とされており、古代の人々が造った「神の道」だったのではないかと考えられています。