バッテリー上がり、どうして起きる?

バッテリー上がりとは、車が「電気不足に陥ってしまった状態」のことで、エンジンをかけることができなくなります。

車のエンジンを始動させるためには、「セルモーター」を動かす必要があります。そのためには、バッテリーから供給される電気が必要不可欠です。

バッテリー上がりの主な要因は、へッドライトの消し忘れ、停車したまま長時間エアコンを使い続けた、など。さらに車のバッテリーは、使用していなくても「自然放電」によって電気の量は減っていきます。

ですから、車の使用頻度が極端に少ない場合も自然放電によってバッテリーが上がる可能性もあります。

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バッテリー上がりの対策として主流な「ジャンピングスタート」

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バッテリーがあがったときに自力で解決する対策として、「ジャンピングスタート」があげられます。

ブースターケーブルと呼ばれる専用のケーブルと他車をつなぎ、電力を分けてもらう方法です。レスキューの方法としては比較的知られていますが、周りに助けてくれる車がない場合は実行できません。

そういったケースでも自力でエンジンをかけることができるのが、ジャンプスターターを利用する方法です。ジャンプスターターとは、エンジン始動に対応した小型のバッテリーのことで、付属のケーブルを車に繋ぐことでエンジンをかけることができます。

ところで、ジャンプスターターは、スマートフォン用のモバイルバッテリーに形や役割がよく似ています。モバイルバッテリーをエンジンに繋ぐことができれば、ジャンプスターターの代わりとすることができるのではないでしょうか?

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