スポーツカーのようなシルエットに

読者提供(MOBY編集部加工)

撮影時の写真の歪みの影響もあるため多少の誤差はあることが予想されるものの、新型プリウスと現行型プリウスの右側部から両車を比較してみると、そのボディ形状が大きく異なっていることがわかります。

ホイールベースやドアの位置はほぼ変わりがなく、引き続きGA-Cプラットフォームを採用することは予想されますが、前後のオーバーハングではフロントは少し長く、リアは少し短くなっているようです。そのため、ボディ全体で見ると、キャビンエリアが少し後ろに下がったような見え方となります。

また、最も大きく変わった位置はルーフの頂点。現行型プリウスでは前席の頭上付近にルーフの頂点が設けられていますが、新型プリウスのテストカーの写真からはルーフの頂点が後席の範囲に設けられているようです。

これによって、重心がボディの後部にあるような見た目となり、ロングノーズ・ショートデッキのスポーツカーのような印象を新型プリウスに持たせることを狙っているのではないでしょうか。

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ルーフの高さ自体も低くなっていることがわかるほか、ヘッドライトの位置もタイヤハウスの頂点よりも低くなっているため、新型プリウスは現行型プリウスと見比べると、実際の数値以上に低く見えるスタイルが与えられていることが予想されます。

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「プリウスはカッコ悪い」社長の評価くつがえすか

トヨタの社長である『モリゾウ』こと豊田章男社長は、4代目プリウスのデザインについて「カッコ悪い」とコメントしています。これは、トヨタが車を作っていく議論を重ねるうえで、多様性を認め、言いたいことが言える環境を作るということの一例として出たコメントです。

豊田社長は自他ともに認めるスポーツカー好きで、トヨタの最高級サルーンであるセンチュリーにスポーツモデルの『GRMN』を作ってしまうほど。

新型プリウスの開発車両から見えるスポーツカーのようなデザイン要素は、スポーツカー好きの豊田社長に「プリウスがカッコよくなった」と認めさせるために盛り込まれたのかもしれません。

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